Fri

18

Feb

2005

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たまたま読んでいた経済紙の記事に、「隈研吾」という建築家の話題が載っていました。最近の作品で有名なのはシャープのCMで使われていた左の写真の「竹の家」だそうですが、バブルの頃にはこの同じ建築家が右の写真の「M2」という作品も作っていたのです。

自分も学生時代は建築をかじった人間ですが、建物のデザイン的な良し悪しとなると普通の方と同じで機能性と景観と居住性という判断基準しか持ち合わせていません。大学の時の意匠系の先生の話や考え方がとうとう最後まで理解できずに就職は機械系である設備を選択しましたが(ようは意匠の才能が無かったということでしょうが)、学生時代に少しだけ勉強したガウディやライトなどは、自然とその哲学も理解できますし建物も見ただけで好きになれました。


050218_02.jpg公式サイトなどではあまりよく作品がみれないのですが、この「隈研吾のページ」で、一通り過去から現在の作品が見られます。作品の歴史だけみると、同じ人物なのかなと思いますが、記事の中でしゃべっている内容には共感できる点もあります。ガウディは旅行も兼ねてバルセロナまで見に行きましたが、期待通りの感動を与えてくれました。日本の建築家の中にも理屈や哲学論はさておき、本来の建物に触れただけで一般人にも感動を伝えるだけのパワーを持った人が出てきて欲しいところです。自分は今のところ、たまにTVでみる住宅リフォームのドキュメント番組「ビフォーアフター」の匠に一番感動してしまいますが。

世の中には他にも色々なデザインの家があるもので、「建築風景線」というサイトにも変わった一軒家の建築写真が見れますので興味のある方はどうぞ。


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