Wed

18

Apr

2007

070418_benzajikoS01

家庭でもすっかりメジャーとなった温水洗浄便座ですが、TOTOに続きINAXでも発火事故があったことが報道されています。今や普及率は半分をとうに超えている(内閣府調べ)家電製品ですから、テレビや冷蔵庫が発火するのと同じくらいのインパクトがあるかと思われます。今回は国内便座の2大メーカーが揃って発火事故を起こしているのですが、その対応は対照的です。 先に発覚したTOTOは、Webサイトのトップページに「お詫びとお願い」の表示を大きく掲げています(2007/4月時点)。かつての松下電器の石油暖房機事故に負けない位の大見出しです。また対応内容も「対象となる製品につきましては、事故防止のために製品の点検・修理を無料で実施させていただきます。」とあります。

対するINAXは現時点のWebサイトでは洗浄便座の事故のお知らせすら見つけることができません(2007/4/18確認)。先日に問題となった電気式浴室暖房乾燥機についての案内は、さすがに見つけることができましたが。またもっとも問題なのは、対応についてです。

・INAXは「事故は特定の機種に集中しておらず、製品に起因しているとは考えにくい。機種名を公表すると消費者を混乱させる」として、現段階で公表する考えはないという(asahi.com)。
・1985年以降、一部が焼け焦げるケースが8件起きていたことが17日、分かった。同社は経済産業省に報告したが、うち7件は「偶発的で原因が特定できていない」として公表していなかった。(中略)同社によると、焼き焦げた機種はすべて違っていた。非公表の7件は製品を回収して原因を調べたが特定できず、再現実験でも焼け焦げなかったという。そのため「偶発的な事案」として個別に対応し、「余計な不安を与えてもいけないので、機種は公表しない」としている。(中日新聞)

INAXのWebサイトで具体的な公告もないので、報道関連を調べた限りでは上記にあげたような対応しか見当たりません。機種を公表しないということは無償点検修理をする気がないということでしょうか!?自宅で読んだ新聞でも同様の内容でした。点検修理の有償無償はともかく、「余計な不安を与えてもいけないので、公表しない」というのはちょっと酷すぎます。余計に不安になるのが普通ということ位はわかりそうなものですが。。。

というのは実は、自宅では数年前に買ったINAXの洗浄便座を使用しています。使いやすさと(TOTOより)安い機種で気に入って使っていたのですが、今回のような対応をではINAXに対して残念に思うユーザーも多いのではないでしょうか。最近は業種と問わず、自社製品の事故に対する対応で社会的な評価が問われている例は枚挙に遑がないはずなのですが、INAXは大丈夫なのでしょうか?

と、INAXに他意はないのですが既に一ユーザーでもある自分としては、詳細な原因の追及や実験の過程、機種名位は公表しても問題ないと思います。是非お願いしたいと思います!

補足:挿絵のイラストで使っている絵は、MicroSoftのクリップアート(使用条件~個人的な Web サイトの作成にクリップ アートを使って、公開することは可能~)を加工したものでいわゆる「シートタイプ」っぽい形状ですが、TOTOなどで今回事故の無償修理対象となった機種は「温水洗浄便座一体形便器」と呼ばれるものです。念のため。


この記事をシェアする

ディスカッション

コメントはまだありません

コメントをどうぞ

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。


CAPTCHA



内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。