先日のNHKドラマの原作である「ハゲタカ」の続編です。続編の「バイアウト」は、先日「ハゲタカ」を読み終わったときは文庫本化されていないと勘違いしていましたが、「ハゲタカⅡ」に改題されて既に本屋に並んでいました（個人的には改題しない方がよいとは思うのですが）。ということで、早速購入し一気に読んでしまいましたが、前作の「ハゲタカ」以上にスケールも内容も大風呂敷で広がっていき飽きさせなかった反面、上下巻の２冊で話がまとまるのかと心配でした。
結局、ラストは案の定、続編を匂わせる終わり方でしたが一つのエピソードはきちんと完結していますのでご安心を。このシリーズを読んで、少なからずM&Aやファンドといった経済用語？の勉強になったのも収穫でした。まあ内容が小説として面白かったからであるのは言うまでもありませんが。続編にも期待大です。

ちなみにNHKドラマの方は「BShiで6月に再放送決定！」とのことです。