Sun

26

Dec

2021

DUNE/デューン 砂の惑星(字幕版)

上映されたのは今夏だと思いますが、Amazonプライムで購入できましたので、久しぶりに家族とホームシアターとして鑑賞しました。もともと私の世代は前作(1984年ということなので38年!前です)のカイル・マクラクランが主人公の作品のイメージしかなく(といっても観たことはないのですが)、中世っぽい当時ではスチームパンクっぽい?SF映画だなーという印象しか残っていませんでした。
 映画化されたということで、当時原作の小説も手に取って見たりした記憶がありますが、何巻もある長編ということで、ついぞ原作も読まずじまいでした。そんな本作でしたので、ストーリーも何も知らずに先入観なしで見れたのは幸い?でした。

 というのも原作はヒューゴー賞とネビュラ賞を両方とも受賞しているいわゆるSF小説では古典の名作!ともいう位置づけですので、その映画化には色々と批判含めて講評があるようです。結論から言うと単純にSF映画として楽しめましたが、2時間以上ある映画の割には途中で終わり?みたいな結末でしたので、恐らくは原作は先があるのでしょうし、原作の結末まで描き切れていないのだろうというのは、読んでいない私でもすぐに分かりました。

 ストーリーはそんなところですが、砂に住んでいる巨大なミミズ!みたなワームは最新SFということで迫力満点ですし、最初の映画もスターウォーズの初作と同時期だった記憶もありますが、色々とその後の映画に影響を与えているモチーフがちらほらと伺えて、これは紛れもないSFの古典名作なのだなーということは分かりました。そもそもこれだけの年月を経ても再度映画化されているという事実がそれを物語っているかと思います。

 この映画に出てくるオーニソプターという羽ばたき飛行機は、フラップターだし、この砂に住む巨大なミミズのワームは王蟲(オーム)のモチーフなのではというのは容易に想像つきましたので、日本のアニメの巨匠にも影響を少なからず与えているという理解でよいのでしょうか。

 映画自体は是非とも続編としての続き(公爵の皇帝への敵討ちの?闘いでしょうか)を期待するとともに、長らく敬遠していた原作小説にも興味がわきましたのでそのうち読んでみたいと思います。

本作品の評価:3.5

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