Sat

09

Apr

2011

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去年はちょうど桜が咲くころには帰国できずに、悔しい思いをしましたが、今年は4月に入っても桜が咲いており、近所の公園などでは満開の桜を見ることができました。新所沢からの駅前から公団のメイン通りは、けやき通りというぐらいなので、けやき並木なのですが、一歩横道に入り公団の敷地内は桜の木が多いことに驚かされます。桜の花びらが散り始めていましたが、桜の花びらが雪のように積もっている程です。

日本では当たり前の光景なのですが、これだけの桜の木が街中に存在する国は他にあるのでしょうかと考えてしまいますが、私が知っている限りはないですね。桜の木に詳しいわけではないですが、公団の敷地だけでも数種類の違う桜があり、同じソメイヨシノとかいてあっても白いぼんぼりのように花が付いている木もあります。色んな桜の木があるのだと、まあ感心する限りです。今年は震災の影響で、日本の代表的風景でもある花見は自粛傾向とのことですが、別段、桜の木の下でお酒を飲んで騒がなくても花を見るだけで十分幸せです。被災地の東北はこれから本格的に桜前線が北上するのでしょうが、桜の花を見ることで勇気と希望も湧くのではと、期待せざるを得ません。


日本は四季があるので街の風景も年間通して変化するのですが、他の四季がある国でも日本の春の桜の美しさはなかなか類を見ないのではないでしょうか。一昨年に短期留学したミシガンも、初夏の美しさは特別な感じでしたが、桜色に染まる日本の景色とその期間の短さは、日本に住んでいないと味わえない醍醐味だといつも幸せに思います。カタールで一緒に働いているローカルスタッフも日本の桜をいつかは見てみたいとのことなので、プロジェクトも終わるであろう!?来年あたりはそんな機会もあるだろうと想いを馳せながら、桜の美しさを満喫することができました。

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・自宅公団の敷地内の桜。ちょうど満開のピークを過ぎたあたりでしょうか。
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・近所の公園そばの桜並木。ほんとに沢山桜があることに驚かされます。

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