Sat

24

Mar

2007

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今日は天気も悪かったため屋内で楽しめる場所ということで、武蔵村山にオープンしたショッピングセンターのダイヤモンドシティ・ミューに行ってきました。オープンは昨年2006年の11月だったのですが、そろそろほとぼりも冷めている頃だろうと踏んで、午後からのんびりと車で出かけました。自宅の新所沢からは車で30分掛からない距離で、実際、西武ドーム経由で行きましたが渋滞もなく車庫も空いていて、すんなりと入れてしまいました。


郊外型のショッピングセンターというと、最近は大規模化に加えて専門店街の多様化が勝負という感じですが、このダイヤモンドシティ・ミューも店舗面積7.5万m2、店舗数180店程の業容ですので、スペック的には十分な感じです。周辺道路も特に渋滞もなくオープン時の賑わいは無いようでしたが、昼過ぎで空いている駐車場は屋上のみでしたので、屋上から店内に入る形でスタートしました。
で、いきなり4Fのトイレに行きましたが、以前に建築雑誌にも特集されていたようにトイレをはじめ、エレベーターへのアクセスや店内のサインは、非常に明快で分かり易いデザインと色で統一されています。さすが、ユニバーサルデザインをうたっているだけのことはありました。

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・非常に分かり易く大きい案内のサインです
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・トイレのサインも明快です。トイレも男子便所にも子ども用便器が完備され、広くて清潔です。
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・インフォメーションのサインも同様に分かりやすいです。吹き抜けの柱に、無駄なく機能的にサインが配置されているのが分かります。
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・入口やエレベーターからの床には、エリアで統一されたシンボルカラーがあり、これも分かり易いサインの一部となっています。
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・屋上駐車場のサインです。こちらも色とアルファベットで明示されており、迷うこともないです。
店内は、ジャスコと三越を専門店街の吹き抜けモールで繋いだ3階建てという非常にシンプルな構成です。そのため、サインのわかりやすさもあって迷うこともなく買い物が楽しめます。専門店街の吹き抜けは非常に開放的で、かみさんいわく「どこかの空港みたい」という感じの解放感があります。お昼を食べた2Fのフードコートもどのお店も美味しそうで、迷いつつ選んだ讃岐うどんも美味しいものでした。
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・今回食べてみたフードコートの讃岐うどん屋さん。天ぷらも合わせて非常に美味しかったです。
ということで、ショッピングセンターとしては満足のいく場所とかみさんは太鼓判でしたが、自分としてはお店の内容に少なからず期待外れでした。理由としては女性向けのファッション店に力が入っているのは理解できましたが、文具、雑貨屋などが少なく鞄、靴など自分が欲しい系統のお店はほとんど見当たりませんでした。まあ財布を握っている女性が満足行けば正解なのかも知れませんが。ちなみに子供向けのショップも、それなりに充実しているようです。

結局、かみさんは目的の買い物を果たしつつ自分は手ぶらで店を後にしました。職業柄、注目していたサインは駐車場の表示に至るまで素晴らしいものでしたし、建築的にもお店の大小と奥行きを考慮した専門店のファサードや吹き抜けのアトリウム、微妙にひねりを加えている平面構成など興味は尽きませんでした。買い物客としてはかみさん以外はリピートするかは微妙なのですが、もう一度建物を見に来てもよいかなと思いました。

070324_JHMizuho01.jpgで、帰路に着いた矢先になんと「ジョイフル本田」の看板が!実は瑞穂にジョイフル本田が出店を予定しているというのは、随分前にアナウンスされ注意はしていたのですが、少し目を離した間にあっという間に建ってしまったようです。そこで、渋るかみさんを横目に「ジョイフル本田瑞穂店」へ直行しました。ジョイフル本田というと、千葉の佐倉にある実家の傍に建った「千葉ニュータン店」に何度も通ったほどファンなのです。千葉には比較的店舗が多いため、実家にいた頃や学生の時分にはずいぶんお世話になりました。ここの素晴らしいところは何といっても欲しいものが必ずある!というところです。特殊なネジや誰も使わないだろう資材系のパーツなど絶対に期待を裏切りません。誰が何のために買うのだろうと首を傾げるパーツや、一般人には無縁な専門工具、資材などが広大な店舗スペースに陳列されています。さしずめホームセンターのロングテールをカバーしきっている品揃えといったところでしょうか。なので、こちらこそ1日居ても全く飽きないのですが、かみさんは30分と持たないようです。

結局、大型のジョイフル店舗に併設されている生鮮食品で夕食の食材を買って、本当の帰路につきました。ダイヤモンドシティは期待通りではありませんでしたが、ジョイフル本田が近くにできて、千葉まで通う必要がなくなったのが何よりの収穫でした。


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