Wed

04

Jan

2023

最近の旅行のパターン?でもあるのですが初日観光したリスボン市内から電車かバスで行ける郊外の観光ということで、3日目となる今日はリスボン市内から足を延ばしてシントラという場所の観光をすることにしました。リスボン市内自体もゆっくり観光すれば一日だけでは足りないほど名所はあるのかと思いますが、せっかく異国に来ていますし、どちらかというと同じ市内をまた観光するのは子供たちも飽きてしまう?という理由もあり、ここ最近は市内観光は1日だけで、他の日はそこから足を延ばして違うところに行ってみるというパターンでしょうか。
 郊外に行く電車やバスに乗って街を眺められるというのも理由にあります。シントラ自体はリスボン市内の主要駅から電車で40分ほどで到着しますので、手頃な場所かと思います。

 今日観光したシントラの場所は下記目次のようになります。

朝ご飯(カフェ「Braancafe」)

 昨日と同じくお向かいの通りにあるカフェですが、150mほど離れたところに似たようなカフェがあったので、今日はそちらにしてみました。昨日のバス停の裏のお店よりかは規模が大きいのですが、コンテンツは同じ感じです。カウンターで好きなパンを選ぶと温めて持ってきてくれます。相変わらずキビキビと働く年配のオジサンたちが爽やかです。何個目か分からないエッグタルトも一緒に食べましたが、どこのエッグタルトもも何個食べても飽きない美味しさがあります。

リスボン市内の駅からシントラ駅へ

 ホテルから地下鉄で2,3駅のロシオ駅からシントラ駅行きの電車が出ているので、まずはロシオ駅へ向かいます。同じく下記サイトを参考にさせていただいて、まずはSintra Green Card(シントラグリーンカード)なる1日チケットを購入します。このチケットにはシントラ駅までの往復電車チケットも含まれています。シントラグリーンカードは自販機でも買えるようですが、この自販機のメニューが何とも分かりにくく結局駅の窓口で並んで購入しました。そこの窓口で判明したのですが、なんとこの日から郊外電車のストが実施されており、シントラ行きの電車も大幅に減便されているとのこと。それでも良いかと聞かれたのですが、他に手段もないためシントラグリーンカードを購入してロシオ駅で待つこと1時間ぐらいでようやくシントラ行きの電車が発車しました。

ベーナ宮殿

 シントラ駅を降りるとすぐにバス停があるので特に迷いません。このバスのチケットもシントラグリーンカードに含まれているので、カード(というか色々貰ったレシート類)を見せると乗せてくれます。場所は駅からさほど離れていないのですが、結構な高台にあるようで途中からひたすら急こう配の坂道の一通の細い道をバスで行きます。シントラ駅からバスで2,30分ほど揺られると目的のベーナ宮殿に到着します。

 ここでもついてからファーストトラックで入場できるかと思いきや、シントラグリーンカードとしてもらったレシートを窓口で入場券と引き換える必要があるのとことで、20分程度並びました。しかし、シーズンオフの冬でこれだけ並ぶので夏のシーズンはどれだけ混むのかとちょっとため息が出る感じです。まあストで観光客の出足が遅くて集中したせいもあるのかも知れません。

 ということで、ようやく入場はしましたが、宮殿の麓から丘の上の方にある宮殿までミニバスが有料で出ているのですが、こちらも待たされそうでしたので徒歩で登ります。歩いても宮殿まで15分程度でしょうか。


 宮殿自体は外から眺めると何とも奇抜な感じで、スペインのガウディ建築を彷彿とさせるような色鮮やかな感じです。結局、宮殿内へは時間もなかったのでパスしてそのまま麓まで降りて次の目的地へまたバスで移動しました。

昼食(ポルトガル料理「Paço Real」)

 次の目的地であるレガイラ宮殿まではバス停で1,2つほどです。降りたバス停の周辺がお土産屋やレストランで賑わっていた中腹の街といった感じでしたので、そこで昼食をとることにしました。観光地ですので、特に吟味せずに入ったオープンテラスのレストランでしたが、ここでも昨晩と同じく海鮮リゾットのアロス・デ・マリスコスを食べてみました。昨晩のアロス・デ・マリスコスも美味しかったのですが、ここで食べた同じくアロス・デ・マリスコスは具が豊富で同じく味も濃厚でかなりの絶品でした。


 観光地なので値段は昨晩の倍以上といった感じでしたが、海鮮リゾットのグレードは格段に上でしょうか。この海鮮リゾットはポルトガル料理の名物でもあるので、まあどこで食べてもお味は大丈夫なのかも知れません。パンもレモネードのジュースも美味しいですし、ポルトガルに居ると料理のグレードの高さを感じてしまいます。

 

レガイラ宮殿

 お昼を食べた当りからお土産屋の並ぶ街路を抜けて徒歩で15分ぐらいで、目的のレガイラ宮殿の建物が見えてきます。入り口は坂道を登った先の方にあります。レガイラ宮殿はシントラグリーンカードに含まれていなかったため事前にネットでチケットを購入していたので、スムースに入場できたのですが、午後も廻っていたのでこの時は並んでも数分で入れる感じでした。

 レガイラ宮殿といっても建物ではなく広大な庭園に点在している建物やスポットを散歩して廻るといった趣旨の場所です。正直、ここが歴史的に価値があるのかどうかはさておき(一応、ユネスコの世界遺産の文化的景観?というものに登録されているそうです)、王室の別荘として建てられた初期の頃からは様変わりしている感じで、様々な様式と東西の植物が混在する庭園はさながら奇抜な遊園地のような様相を呈しています。

 レガイラ宮殿の中の名所?みたいな石造りの螺旋階段とちょっとした地下洞窟があるのですが、そこだけは人が並んでいました。ブログには暗くてスリルがあるともあったのですが、既にLED照明が完備されていてヘッドライトを持っていきましたが全く出番はありませんでした。10分ほど並んで、15分程度の探索ですが、螺旋階段はインスタ映えするような景観が見れます。


 事前に何となく地図を眺めておくのも必要かと思いますので、私が見つけていたリンクをシェアしておきます(あと事前チケット購入さいとも)。下のサイトの上のメニューのMAPというところにPDFの地図がダウンロードできます。

 

 

夕食(ポルトガル料理屋「Casa dos Passarinhos」)

 シントラ駅へ帰る途中で地元のお菓子などを購入して、バスでシントラ駅まで戻りました。往きに結構な時間が掛かったので駅まで遠いのかと思いきや、帰りは10分かからずに着いてしまい拍子抜けしましたが、どうやら一通の坂道という順路で時間が掛かったようで、シントラ周辺の観光地自体は坂道を除けば近い場所にあるようです。

 シントラからの帰りの電車は待たずに乗れましたが、途中で腹痛のあった子供の病院に寄ったり(病院が大きくて奇麗で驚きましたが)何だかんだでまた遅い時間になりましたので、帰り際に寄れるレストランということで、下記サイトを参考に地元の人が行くというポルトガル家庭料理のお店である「Casa dos Passarinhos」というレストランにしてみました。

 

 遅い時間にも関わらず地元のポルトガル人で混んでいましたが、暖かく迎えてくれる雰囲気と相変わらずキビキビとした年配のオジサンたちが優しく気軽な感じのレストランです。まだ食べていなかった焼き魚料理と上のブログでお勧めしていたマグロステーキ、懲りずにまた海鮮リゾットといった品々でしたが、どれも本当に美味しかったです。ここはリスボン市内で泊まっているホテルへも帰りは歩いて帰れる距離にあるのですが、住宅街の中ということでお値段もリーズナブルでした。最後のリスボンの夕食も満喫できて良かったかと思います。


ちょっとはしたないのですが、完食後写真。いや本当に美味しいですポルトガル料理は。


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