Tue

03

Jan

2023

今日はリスボン市内観光ということで、泊まっているアパートメントの近くにあるバス停からバスで目的地に向かうことにしました。その前に朝食の腹ごしらえをします。サービスアパートメントは安くて家族で泊まる時には便利なのですが、ほとんどの場合は朝食はついていません。今回は通りの向こうにあったカフェのような場所で朝食を取りました。大通りのバス停の傍にあり、ポルトガル人の通勤客のような人々が入れ替わり入ってきて簡単に朝食を済ませています。この時は何となく近くにあって便利だったので入りましたが、この後市内を観光してみるとこんな感じの軽食と(エッグタルトなどのスイートも!)ドリンクがサクッと食べれるカフェが本当に沢山あったのでびっくりしました。これも一つのポルトガルの文化でしょうか。

今回は昨日に書いたように事前に空港で購入しておいたリスボンカードを使って市内観光をしてみました。今日一日で廻ってみた名所他を行ってみた順番に目次にすると、下記のような感じになります。

朝食のカフェ

 先述した通り宿泊したアパートメントの前の通りのバス停の裏にありました。サンドイッチを中心にエッグタルト他のスイートもあり、ゆっくりと食べるというよりかはほとんどの地元の人は立ち寄ってカウンターでさっと食べるか、そのまま持ち帰っていく感じです。サンドイッチもカフェも熱々です。ちなみに気温はポーランドよりは暖かい感じですが、朝方ですと10℃以下にはなるので、ちょうど日本の真冬のぐらいでしょうか。それでも寒いポーランドに慣れてしまうと温暖?に感じます。急いでいる通勤客の人々には悪い気もしますが、我々はテーブル席でゆっくりしっかりと朝ごはんを食べました。働いている年配のおじいさん!達のキビキビした動きに見とれながら食べさせてもらいました。


今回の旅の目的!の一つでもあった本場のエッグタルトを早速味わうことが出来ました!この手のスイーツは年甲斐もなく大好きですので、大満足です。ちなみにカフェの場所は、リスボンのセンターにある大きなランナバウトの傍にあります。このランナバウトの中心にある大きな銅像も観光名所のようです。


ベレンの塔

まずはバスとトラムを乗り継いで、最初の目的地である「ベレンの塔」に行ってみました。中心から30分程で到着します。リスボアカードは磁気式なのですが、最初に乗ったバスでタッチしたところから24時間有効となるようです。バスでもトラムでも問題なく使えました。ベレンの塔は有名な観光名所であるジェロニモス修道院を通り過ぎた一つ先のトラムの駅で降ります。海沿いにある大きな通りの歩道橋を渡ると芝の公園があり塔の手前にチケット売り場があります。朝一番ということもありそんなには混んでいませんでしたが、リスボアカードがあると入場券の交換をファーストトラックですることができます。ちなみに以降の名所も全てそうだったのですが、リスボアカードで直接入れる施設はほぼなく、名所の売り場で入場券に交換する必要があります(その際にフリーなのか割引なのかが分かるかと思います)。
塔自体は砂浜の数十メートル先に建てられており木製の小さな桟橋で渡ります。朝ということもあり特に桟橋も混んでいなかったのですが、塔の最上階に行くには列が出来ていましたので、我々はパスし、塔の下階にある大砲置き場を見てみました。

その後、記念撮影などしてみてから海岸沿いの道を歩いて、次の目的地である「ジェロニモス修道院」に向かいます。歩道橋を渡って、石造りの立派な「ベラルド現代近代美術館」の中央を通っていくと十数分で着きます。途中で遠目に「発見のモニュメント」などを観て、昔のZARDのジャケットにあったような絵に描いたようなヨットハーバーなどを観ながら向かいました。


Mercado de Campo de Ourique(で昼食)とトラムの旅

 リスボンで一番有名な観光名所といえば「ジェロニモス修道院」ということらしいのですが、既にベレンの塔に向かった時のトラムから物凄い行列ということは分かっていたのですが、こちらにはリスボアカードがある!ということで安心しきって、いざファーストトラックでと思っていました。ところが何と、何度人を変えて聞いてみても答えは一緒で、リスボアカードを持っていても関係なくこの行列に並ばなければいけないとのこと。既に列は数百メートルで何時間!掛かるか分からないということで、建物の前で記念撮影だけして、また次回に機会があればということで、諦めました


 ここら辺は下記のブログを読むと、リスボン当局も観光客の捌きに悩まれているようで、リスボアカードがファーストトラックという話も既に過去のことという感じらしいです。しかし、オフシーズンの冬に来てこの状態ですから夏のシーズンではどうなることやら想像も出来ません。

 

ということで、お昼を食べるつもりでいた市場のMercado de Campo de Ouriqueへ向かいがてらトラムの旅を楽しむことにしました。この市場は丘の上の方にあるので、最後の方は714という小さなトラムに乗り換えていきます。市場はこじんまりとした感じですが、ローカルのポルトガル料理の他、日本の海鮮丼を打っているお店もあり、フードコート形式で楽しめます。貝の料理とビールで一服できました。


28番線トラムの旅

 昼食の後は28番線トラムの始発があるロータリーまで徒歩で5分くらいですので、引き続きですがまたトラムに乗って市街観光をしてみます。色々とあるリスボン市内のトラムの路線の中でもこの28番線というのは、観光客には人気の路線とのことです。ちょうど主要な観光名所を結んでいるのと、乗り物自体がレトロな感じなのと、旧市街の細い街路を突き抜けるように通るというところが人気のようです。


全然関係ないのですが、トラムの駅の傍に犬用のコインランドリー!がありました。犬好きが多いポーランドにもあれば流行そう!?ですけども。

トラムの車窓からは幾つか動画を撮ってみましたので、そちらをご覧になってください。

セニョーラ・ド・モンテ展望台

 28番線に乗りつつ路線を楽しみながら、途中で例によってまたカフェに立ち寄って休憩を兼ねてエッグタルトなどを食べました。街中に小さなカフェがあってどこでもエッグタルトを楽しめるので、観光しながら休憩する場所には事欠きません

リスボン市内の街頭の先端に船の錨をモチーフにした飾りがありました。地区によって形が違うようです。
その後、夕方にもなってきましたので、陽が暮れる前に近くにあった展望台で街を一望してみました。

 冬ですので早めの夕暮れですが、ポーランドとは違う南欧の雰囲気でしょうか。街並みは本当に綺麗で、観光の国だとは思いますが擦れた感じがなく街の裏も清潔で、すっかり気に入ってしまいます。こういった一望できるスポットは街中にあるようです。

夕ご飯(Marisqueira Uma)

 待ちに待ったというほどでもないのですが、楽しみにしていた夕食は街中にあるMarisqueira Umaというレストランに行ってみました。お目当てはポルトガル料理の一つである海鮮リゾットです。下記サイトを参考にさせていただきました。

 

 ここはそのポルトガル料理であるアロス・デ・マリスコス(ポルトガル風海の幸雑炊)単品勝負のお店らしくテキパキしたおじいさんが何人分かということだけ聞いてきます。パンは頼めばお代わりをもらえます。せっかくですのでポルトガルワインもいただきましたがハーフボトルでしたので、少し酔っ払ってしまいました。



 肝心の海鮮リゾットは、ここのお店のは具は少なめですが濃厚でその分リーズナブルといったところでしょうか。この海鮮リゾットの美味は東欧から来たせいもあるのでしょうが、本当に絶品で身に染みる味でした。

帰りに街中にあるのですが、焼き栗の屋台で一袋買って摘んで帰ります。まだ新年早々ということもあり、イルミネーションが綺麗でした。

観光一日目は思ったほど観光スポットは回れませんでしたが、我が家はどちらかと言うと名所というよりかは街中散歩が目的なのでトラムも存分に乗れたのでよかったです。ということで、旅行中はいつものことなのですが、歩き疲れましたので寝付きもよいので、早々に就寝しました。


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