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20

Jun

2013

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偶然、記事を見つけるまでは全く知らなかったのですが、母国である日本では何と今回の「ビグ・ザムとうふ」に先だって「スゴックとうふ」(この特設サイトが既にすごい!)なるものが既に発売(量産!?)されて大人気を博していたとのことです。よくあるコラボ商品といえばそれまでかも知れませんが、その商品(残念がら写真だけですが)を見ると、単なる商業目的のコラボ商品にとどまらない「こだわり」が随所にあるのが見て取れます。モビルスーツの機種選定もさることながら、パッケージやネーミング、PRのビデオなど全てにガンダムファンでしか成しえない徹底したこだわりです。商業的に既に成功しているので結果論ですが、ここまでのある意味、不必要とも思われるこだわりを実現できた相模屋の鳥越社長のインタビューがこれまた読んでいるだけで楽しくなります!

下記が、社長である鳥越さんのインタビュー記事となります。

マイナビニュース:「ズゴックEも試作しました」ザク&ズゴックとうふ誕生秘話?社長になったガンダム少年、相模屋・鳥越淳司社長

日経ビジネスON LINE:「原点に戻ってやりたいことだけをやる」相模屋食料・鳥越社長にインタビュー

ASCII.JP:「ザクとうふ」出撃! 相模屋食料驚異のメカニズムに迫る【前編】

現代ビジネス:社長の風景 相模屋食料 鳥越淳司

特に面白いのが3つ目の記事の「ザクとうふ」開発のくだりで、これだけのガンダムブームでも社内では鳥越社長と工場長ぐらいしかガンダムファンが居なかったというのは驚きというか、若い世代にはなんだか昔のアニメなのだなーと実感しました。それで社内で劇場版ガンダムの上映会をしたりしたとありますが、社長自らこれだけ熱が入っている商品なのでさぞかし大変かなとも思いましたが、インタビューだけを読むと肩の力を抜いてむしろ楽しんで開発したのが伝わります。4つ目の記事には、そうはいっても色々と苦労されているのだなとも思いますし、記事にある通り、(豆腐の商品として)量産するからガンダムでなくザクにしたなど、本物のファンならではのこだわりが見て取れます。

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圧巻なのが3つ目の記事にある、ザクのモノアイをどいうこうこだわりかは謎なのですが、本物らしさを出すためにシールで手貼りしているとのこと。商業的に成功したとはいえ、もう社長にしかできないこだわりというか遊びの世界ではあります。普通の大企業や会社だったら、「そんなものに人件費を掛けられるか!妥協してオートメーションでやれ!」で終わってしまうところですから。。

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今後も色々なモビルスーツを量産!していただきたいところですが、せいぜい5回までとおっしゃって自制しているので、終わりはあるのかも知れません。(生産終了前に)この豆腐たち、ぜひとも食べたいのですが、インドネシアではとうてい無理そうです。日本帰国時に食べられるでしょうか!?


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