Wed

23

Feb

2022

読者登録している「未来コトハジメ」というサイトのメルマガを何の気もなしに眺めていましたが、興味深い記事が多いもののあまりサイトを覗く迄はほとんどなかったこの頃ですが、自分の業界である「建築」というキーワードがあるとやはり興味が募ってしまいます。
 今回配信されたメルマガにあった「スマートハウスの実現だけではない未来の家ーロボットが数日で建てることも可能に」という見出しにはかなり興味をそそられましたので、早速サイトをみてみることにしました。

 

 実際のところ「未来コトハジメ」に限らず建築のスマート化はここ数年は省人化も伴って毎日のように話題に尽きないところなのですが、今回のこの記事にはとうとうLEGOで建てる家が現実になったかというところです。

 

 実際にサイトにあった下記の動画を見てみる限りでは、本当に全自動で家がLEGOを組み立てるように建設されてしまっており、とうとうこの日がやってきたかというところでしょうか。

 

 これを開発した会社はオーストラリアのベンチャー?のようですが、既に2000年より前の1994年に設立されているようなので、もう20年以上もアイデアを元に開発してきたということでしょうか。20年前にこのような発想を思いつくのはともかくとして、会社を設立して実現にこぎ着けるというところが凄いといえるのではないでしょうか。

 

 

 

今現在は住宅ですが、これを応用すれば早晩、簡単か工場やビルも建設することは可能になるでしょう。ただ、これはあくまで「躯体」であって中身の建築設備はさすがに自動とはいかないのでしょうか。そこら辺はサイトからは読み取れませんでした。ということは、早晩、建築躯体のエンジニアは仕事を失くしても、私のような建築設備エンジニアはしばらくは需要があるとも言えるかもしれません!?
 せっかく躯体が全自動になるめどがついたのですから、やはりセットで建築設備もユニット化を進めて、せめてDIYで組み立てられるようなアイデアとそのようなパーツを開発する会社が出てきてほしいところですかね(ここら辺は自分で思考実験して開発してみるのも面白いかも知れません)。
 
 とそんな夢のようなことを考えていながら記事を読み進めると、次のページはやはり!というか3Dプリンター式の家の記事でした。この3Dプリンターの家も躯体を自動でプリンターすることは容易に想像できます。ただ、やはり給排水、空調設備、電気設備といった建築設備はどんなものなのかは読み取れませんでした。正直なところ3Dプリンターで家を造るというアイデアは結構枯れた?アイデアとは思いますが、実際に実用化しようとするとまだまだハードルがあったようで、ようやく量販にこぎ着けつつあるというところで、普及期はまだ先なのでしょうか。
 この3Dプリンターで居住施設を造るというアイデアは、結構前に火星の基地をどのように構築するかというアイデアコンペでもあったので、ここら辺はアイデアとしては斬新という程ではないのかも知れません。

 

 そんなところで、3番手の最後の住宅はきちんと設備にも言及した「オフグリッドでどんな場所にも住める家」というコンセプトであるトレジャーデータというIT会社?が開発している「OUTPOST」というコンテナハウスです。躯体はコンテナという普及した素材でありながら中身の建築設備をきちんと考慮している点で、個人的には一番興味があります。「タンクに溜めておいた水がなくなったらどこかで補給するのではなく、上下水を含めた生活用水の浄化・循環機能を活用することで水を再利用する。あとは太陽光や風力などさまざまな再生可能エネルギーを活用して電力を確保し、LPガスを利用したりオール電化にすればライフラインを必要としない家が実現可能になる。」ということで、様々な技術を持つ会社が共同で参画している点も、ある意味一番実用化に近いのではないのかと思ったりもします。
 今後もここら辺の技術は日進月歩で進んでいくのは容易に想像されます。私の勤める建築業界もIT化や技術革新のスピードは速まりつつあるかと思いますが、これらの記事にあるように、今までは建築と全く関係なかった業界や会社が全然違うアイデアで新たな建築手法を確立するのかも知れません。そうなると、建築設備エンジニアも建築業界だけが就職先である時代も終わりになるかも知れませんし、いやはや本当に先が読めない時代になったものです。今後もここら辺の技術には注目していきたいとおもいます。

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