Tue

25

Jan

2022

たまたまYahooニュースで見かけて目にしたこのニュースですが、言わずもながですが、アウシュビッツでなくてもタブーといえるナチス式敬礼を理由の如何に問わず犠牲者の鎮魂の場所であるアウシュビッツ収容所で「悪ふざけ」でしてしまったのは、罰金で済ませてもらっただけでも寛大な処置ではないでしょうかという個人的な感想です。
 とまああまり政治色を個人のブログで出したくないのをポリシーにしてますので、このこと自体の感想はこれで終わりにしたいのですが、わざわざ記事に取り上げたのは、ヨーロッパでのタブーと言われている!?ナチス式敬礼(に間違えられるポーズ含めて)のことでちょっと興味をそそられたからです。

 仕事で駐在で異動となると、私の場合もそうでしたがポーランドのような馴染みのない異国でも、事前に薄い歴史の本を読むのが精一杯で、ほとんど仕事以外は何の予備知識もなくドタバタでやってきて、即日生活(仕事)が始まるのが常です。そんなことで、当地の文化なども住み始めてから馴染んでくるというパターンなのですが、このナチス式敬礼のタブーについては、丸3年のヨーロッパ駐在になるこの日まで全く意識せずに来てしまいました。

 もちろん、今回のニュースのように故意に「悪ふざけ」だろうがアウシュビッツのような場所でまねした上に写真を撮るなどという行為は、常識以前の話なのでタブーであることは普通は誰でも分かりますが、実生活で意識するような場面があったかというと正直皆無だったでしょうか。

 検索すると欧米でのタブーの仕草の一つとして必ずと言ってよいほど出てくるナチス式敬礼と見間違えられる挙手ですが、大体は下記サイトの記事の理解のような感じが多いのかと思います。

 

 ただ、実際は実生活でもポーランドに生活している限りでは、挙手の時に人差し指を上げているローカルスタッフはあまり見たことありませんし、インターに行っている子供に早速念のために確認したところ欧米人のご子息含めて日本と同じように普通に挙手しているそうです(まあうちの子自体がローカル化しているので、挙手も日本の学校みたいに確実にまっすぐは上げてはいないでしょうし)、ましてや西欧のローカル学校では事情が違うのかも知れませんが、そもそも西欧、南欧、中欧、北欧、東欧と全然文化や習慣や食べ物を違う国々を欧米の一括りにすること自体に難があると、私も住んでみて身に染みているところなので。。。
 考えてみればレストランでも私のような日本人、アジアの習慣が抜けない人はつい挙手して合図を送ってしまうのですが、もちろんそれを見てナチス式敬礼を連想することもされることもないのだろうと思いますし、直立して腕をまっすぐしない限りは似て非なるポーズ!?だろうと思います。

 まあ何でもそうなのですが、日本でもきちんと習慣やタブーを列挙すれば、当人たる日本人だって知らなかったり守っていなかったりする訳ですから、ましてやアジアの外国人たる私がヨーロッパの東欧できちんとしたタブーを意識できていないのも当然なのかも知れません。とどのつまり、こちらが意識してやらなければ伝わらない程度の違いしかないということなのでしょうか、逆を言えば今回のトピックスのニュースのように当たり前ですが「意識して」やることこそがタブーなのでしょう。

 ということで、今まで全く意識していなかったヨーロッパでの挙手でしたが、今後は少しは意識!?して気を付ける機会になるかも知れません(まあ変に意識すると恐らくは別の意味で変な誤解を生むでしょうから、タブーを意識して挙手を気を付けること自体を忘れてしまうのが一番な気もしなくもありません。。。)


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