Tue

20

Feb

2007

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皆さん、トイレ(便器)のメーカーというとどこを思い浮かべるのでしょうか?Wikipedia教えて!gooにもあるとおり、ほとんどがTOTOとINAXの2大メーカーです。そんな中で、日経ビジネスに紹介されていた松下電工の新素材トイレは、家電メーカーらしいセンスの良さが光っています。

商品名は「アラウーノ(洗うの)」という、なんの工夫も見られないネーミングでがっかりなのですが、商品はなかなか画期的です。まずは素材が陶器でなくガラス(有機ガラス素材だそうです)でできており、そのために汚れが付着しないなど色々なメリットがあるようです。ガラスといっても見かけは透明ではありませんし、強度もあるようです。と、新素材とバブル泡を用いた洗浄機能が一番のウリなのですが、自分が気に入ったのは、夜間の照明と音楽?!の機能です。


なんだかどちらもトイレ(の便器)に必要な機能のかと思われるでしょうが、ホームページにあるとおり、音楽は実は用を足している時の音を掻き消す擬音の代わりになりますし、照明は夜間の用足しに非常に便利な機能となっています(メーカーHP参照)。TOTOやINAXにも同様のオプションはあるのでしょうがここまで大胆に機能としてこだわれるのはやはり専業メーカーではなく、家電メーカーならではの発想と思います。

たかが便器ですが、毎日使う必需品ですし、お世話にならない人はいないはずがないアイテムでしょうから、こんなこだわりがあってもよいと思います。ちなみに節水やウォッシュレットの節電対策など、省エネ指向にもなっており、価格は従来と同等程度です。是非、2大メーカーならぬ3大メーカー位のシェアを目指して頑張ってください。

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