Fri

15

Jun

2018

マレーシアの実感の薄いプアサもいつのまにか終わり、ハリラヤ休暇となりましたので、タマンヌガラに国内旅行に行って来ました。車で4時間程度で行けるという事で、例によってドライブ旅行にしましたが、昨年の同じ時期にキャメロンハイランドへ同じくドライブで行ったのですが、結構渋滞がひどかった記憶を踏まえて、ちょっとだけ早めに出発しました。あまり馴染みないルートでロイヤルセランゴールの工場の方を通りバトゥケイブを超えて高速に入ります。どうやらゲンティンハイランドへ行く方面のようですが、すぐに山になって、途中からはずっと山道でしたが、さすがは自動車社会のマレーシアで、最後まで綺麗な舗装道路で昼過ぎには目的地のタマンヌガラに到着しました。今年は渋滞にも会わず、むしろ日本のお正月のようにひっそりとしてガラガラでした。皆さん移動済みという事だったのでしょうか。
 到着した場所はWave上は正しいのですが、肝心の滞在ホテルであるMutiaraはなんと河を挟んで対岸にあります。電話すると対岸に停めてボートで渡って来てくれと言うので、1日30RMの駐車場に3日分前払いして停めてしまい、1人1RMの渡し船で対岸まで行きました。と言っても50mもない川幅ですのですぐそこと言う感じでしょうか。対岸の船着き場がそのままMutiaraの入り口で階段を登ると何やらリゾートっぽい雰囲気でレセプションなどがありチェックインできます。タマンヌガラに泊まれそうなホテルはあまりなく選択肢が無かったので、何も期待していませんでしたが、Mutiaraはロッジが数十棟ある立派なリゾートで、欧米人も半分くらいのちゃんとしたリゾートホテル(っぽい感じ)でびっくりしました。
 ロッジは木造ですが、3ベッドでトイレとシャワー付きでテラスもあり、冷蔵庫とテレビもあって充分な感じです。全く期待していなかったロッジが思わずリゾートだったので面食いましたが、とりあえずリゾート内のレストランで昼食をとり、これまたリゾートのパックツアーであるボートで河に出て現地民のアスリ族の村に行くと言うツアーに参加しました。ボートで30ほどでアスリ族のいる河岸に着きます。そこで30分ぐらいガイドとアスリの人が火を起こしたり吹き矢の作り方や実演をしてくれます。交代実際に吹き矢も体験させてくれるのですが、吹き矢そのものの構造や作り方を含めてその実用性や使い勝手には感心させられます。
 戻って夕食を食べた後、次のツアーは夜の徒歩で行くジャングルツアーです。といっても徒歩でリゾートの周囲に設けられたボートデッキで整備されたジャングル内を散策するので、サンダル短パンでも問題ない感じです。ルートそのものは結構ジャングルの内部に入っていて2時間近く歩き廻りました。動物こそ野生の豚が見れたぐらいでしたが、昆虫はさすがに色々見れました。サソリがUVライトで光って浮かび上がったのにはびっくりで、なんとも言えない幻想的な絵ではありました。
 ともかくも初日からツアー2つに参加して盛り沢山でしたので、夜は早々に寝ました。さすがはジャングルのほとり?だけあって、夜中怪しげな鳴き声などが心地よく?響き渡っていましたが、都会の喧騒からは離れて、良い感じではありました。

 
・アスリ族の村と実演してくれたアスリの方。文化のようでなかなか定住はしないとのことでした。

 
・ジャングルツアーで出会った野豚。右はUVライトで光っているさそりです!


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