Thu

04

Jan

2018

年末年始も日本と違って、大晦日と元旦休みしかないのが常の東南アジアですが、学校は休みですので、今週末は休みをつなげてペナンへドライブ旅行をしてきました。ペナンと言うと、世界遺産のあるジョージタウンやリゾートなど何でもあるような島のイメージで、観光地の印象なのですが、ペナンの日本人学校もあるそうなのでそれなりに工場など職場もあるようです。
 クアラルンプールからペナンまでは、高速を使って車で3時間半ぐらいで行けてしまいます。ということで、今回も自家用車で行くことにしました。朝の7時過ぎに出発して、こちら方面にお出かけの際には朝食を食べるためによるドライブインでローカルブッフェを食べて出発です。高速網が発達しているマレーシアですが、Wazeで「次の左折まで300km以上、直進です!」と明るく言われると本当にまっすぐに高速が伸びているのだなーと感心させられます。日本のように頻繁に料金所もありませんし、時期と時間を気をつければまず渋滞にあわないマレーシアは、ある意味、日本より快適な車社会だといつも思ってしまいます。
 そんな訳で途中のドライブインで休憩しつつも、お昼過ぎにはペナンの橋を渡ることが出来ました。今回は事前のWebサーフィンで色々迷ったのですが、リゾート目的ではなく世界遺産であるジョージタウンの古都散策を中心にと考えましたので、所謂ヘリテージホテルと呼ばれているジョージタウンの街中にある昔の建物を改築したホテルの一つであるMuseum Hotelにしました。
 到着後にホテルの人にローカルレストランを紹介していただいて、お昼ご飯としたかったのですが、既に閉まっているところが多く、ローカルレストランもメニューが売切れです。通りを渡ったロティチャナイのお店が開いていましたので、そこで早速ローカルフードを一つ食べました。その後、同じくお向かいのバス停からジョージタウンの中心街へ行ってみました。歩いても十分な距離だったのですが、着いた初日は日差しが強く暑かったのとローカルのバスに乗ってみたかったのでバスにしたのですが、ジョージタウンのバス網は非常に便利で、大体のバスが街中の2つのバスターミナル(Jetty(ジェティ):フェリーターミナルの傍、Komtar(コムタ):街中のタワーモールの傍)を経由しているので、その2つを起点に考えれば大体の場所には行くことができます。また、観光者向けになんと無料のCATと呼ばれるバスが、先ほどの2つのターミナルを起点に交互に市中を巡回しています。そんなバス事情でしたので、初日はバスで移動してみました。
 Jetty行きのバスでしたのでフェリーターミナルに着き、そのまま近くの海岸にある同族の華僑の方々が桟橋周りに水上家屋で生活をしているという、同族氏族の桟橋(姓桟橋)を見学してみました。観光地でもありますが実際に生活をされている場なので、ちょっと遠慮気味に見つつ、次は歩いて中心部の方へ散歩がてら街を歩きました。結局、屋台に寄って歩いているうちにホテルのそばの通りまで行けましたので、やはり徒歩でも十分観光できる街ではあります(ただし、暑くなければですが。。。)。その後、休憩した後は夜景を目的にペナンの丘(Penang Hill)に行きました。
 ペナン・ヒルはジョージタウンから車で30分ぐらいでしょうか。既に暗くなっている中、割と最新型のケーブルカーがあり、駐在者はパスポートのVISAのページのコピーを見せれば割引料金になります(最近は発行されなくなったMyKadの代わりです)ので、ローカル料金で行けました。ちなみに観光地では世界中同じですが、外国人料金だと倍以上しますので、パスポートかコピー(VISAのページも)は必ず持参しましょう!遅い時間と言うこともあり空いていたケーブルカーですが、それもそのはずで、頂上に登ってびっくり(がっかり)です。雲に覆われて小雨の中、眺望どころではなく何も見えません。仕方なくそのまま戻ってきて、夕食はガイドブック便りで有名な?屋台街の一つ、レッドガーデンズに行きました。
 これが、輪をかけてがっかりだったのですが、すっかり観光地化されており、KLのローカル屋台の方がよほど雰囲気があるというくらい、観光向けの屋台で残念でした。初日は半日でしたが、色々と回れましたので、明日からは市内観光にはりきりたいということで、ホテルのメゾネットタイプの上のベッド(珍しく4人用の部屋でベッドが3つも置いてありました)で眠りに着きました。

 
 
・探すまでも無く街中を歩いているだけで、色々なアートを見ることができます。

 
・インド式から仏教、中国まで色んなお寺が点在しています。

 
・同族の橋(姓桟橋)の入り口と末端からみた入り江です。実際に生活しています。

 
・お昼に食べたホテル傍のロティチャナイのお店です。美味しかったです!

 
・市内バスの値段です。乗り込む時に行き先を告げると売ってくれます。

 
・ペナンヒルは、中腹からは辛うじて夜景は見えましたが、頂上は雲の中でした。残念。


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