Sun

23

Jul

2017

マレーシアのクアラルンプール周辺では有名ともいえる、プトラジャヤにあるピンクモスク(正式名称はプトラモスク)を見てきました!インドネシアから来たせいもあるのですが、マレーシアの特にクアラルンプール市内のモスクはどれも立派で大きく、家の近所のモスクでも十分に見ごたえがあります。インドネシアのジャカルタの下町にあったようなこじんまりした集会所のようなモスクに比べると、なんだか全然違って国力の差がでているなーと、普段から感じざるを得ません。それでもプトラジャヤのピンクモスクは一見の価値があると聞いていましたので、どんなものかと期待を持って行って来ました。
 そもそもピンクモスクのあるプトラジャヤという街が、クアラルンプール郊外で高速に乗って30分程度かかる場所ですので、結構な距離がある場所です。空港の方が近い感じの位置でしょうか。それでも渋滞がほとんどない国ですから、車があれば行くのは非常に簡単です。高速からプトラジャヤの街に降りてまず驚くのが、道路の整備のされ方です!本当に道路幅が広く、片道だけで数車線はざらです。どうやら政治機能を移すらしく、ピンクモスクのすぐ横に立派な首相官邸は既にありました。全体的にはまだまだ開発中のようで、がらんとした感じですが、欧米の緑豊かな政治都市といった趣で、アジア特有のカオス的な都市とは正反対です。そんな閑静でひろびろとしたエリアにあるピンクモスクですが、ロケーションもまた素晴らしく、広大な湖のほとりに佇んでいるという感じで建っています。
 駐車場を探すまでもなく、モスクの目の前の広大なロータリーに無料で駐車できる感じです。お祈りの人たちもそのように駐車しているのでしょう。円形のロータリーを囲むように無造作に停めるのですが、ロータリーがあまりにも大きいので何の支障もない感じです。ピンクモスク自体は通常のモスクとしてももちろん使用しているので、お祈りの時間あたりは観光としては入れないようで、時間が決められているため、限られた時間で行く時は注意が必要でしょうか。我々はのんびり行ったので、午後の時間が来るまで近くのレストランでお昼を食べていました。
 その後、時間が来たので行ってみると観光客は入り口が決められていて、例によって肌の露出がある服装の場合は、ポンチョみたいなものを渡されてそちらを羽織るとのこと。私はジーパンの長ズボンと半そででしたが、特におとがめなく、半ズボンだったかみさんはポンチョ使用になりました。ちなみに子供は何でも大丈夫な模様です。
 実際に中に入ってみるとドームの大きさとピンクの色の鮮やかさに感嘆します!中東駐在時も何箇所か大きなモスクには行ってみましたが、マレーシアのモスクも全く遜色がない大きさと立派さです。一見の価値はあるでしょう!しかしながら、モスクなので我々異教徒はお祈りするまでもなく、建物を見たら終わりなので見学する時間は30分も掛からずに終わってしまいます。
 その後、あまりにもプトラジャヤの街が立派なのでちょっと街中をドライブしてみました。残念ながら横の首相官邸には行かなかったのですが、曜日と時間によっては見学もできるとのことでした。
 KL市内に飽きてしまったら、中心部の喧騒とはまた違った趣のある街、プトラジャヤとピンクモスクの見学もよろしいかと思います。


・なかなか見ごたえのあるドーム内部です。ピンクも派手な色でなく落ち着いたピンクで品があります。


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