Sun

26

Jan

2020

年明けの冷え込みの続くポーランドですが、丸一日家にいるのもつまらないので、サイクリングに出掛けてみました。2週間前くらいにも一度、サイクリングに出掛けているのですが、今回はその時に見掛けたビル?のような大きなモニュメントの正体を探りに行ってみることにしました。まだまだ相当寒いのですが、近所の公園にはちょっとした人混みのように地元ポーランドの人達が集まっているのにはいつも驚きます。こんなに寒いのに公園に来て散歩やサイクリング、おしゃべりをしているというのは、本当に散歩が好きなのですね。少しでも暖かくなったらさぞかし大勢の人手になるが容易に想像できます。
 目的のモニュメントは公園を突き抜けた更に先にあるのですが、かなり遠くからでも見える大きさなので道に迷いません。近づいて分かったのですが、なにやら大きな石造?のタワーのようなものでした。


 
 麓にたどり着くと石造りのスロープで更に登れるようになっているので、自電車を引っ張りながら登ってみました。頂上は非常に見晴らしの良い丘になっていて、周囲がよく見えます。我が家の3階建てのフラットも見ることができました。

 登ってみて分かりましたがここは戦没者のセメタリー(墓地)のようでした。同じように散歩している地元のポーランドの方々も数人いましたが、非常に静かで厳粛な感じです。肝心の巨大な石碑には戦場の戦士のモチーフが刻まれています。

 ポーランドといえば、第二次世界大戦では日本とはまた別の意味で非常に辛辣な経験を持つ国ですから、旧ドイツ領でもあるここヴロツワにもここ以外にも戦没者墓地があります。ここはPolish Soldiers Cemeteryという名称でGoogl Mapに載っていますが、大体の戦没者墓地は街でも見晴らしの良い場所などに造られています。

 ここの戦没者墓地も中心の巨大な石碑以外はフラットな墓碑が周囲の地面に埋め込まれているような配置で、戦争の記憶を伝えるべくシンプルな配置でありながら、この先もずっとこの場所はこの静寂と周囲を見渡す位置づけは変わらないのでしょう。このポーランドの先の大戦に対する厳粛な気持ちが伝わる場所です。

 そんな想いに馳せながら日も暮れて(といってもまだ午後の3時半なのですが。。。)寒くなってきましたので、川沿いの散歩道沿いに我が家に戻りました。川にはこんなに寒いのにも関わらずカモの親子が元気に泳いでいましたので、我々もまた暖かくなったらこの川沿いのサイクリングロードで遠出をしてみたいと思います!


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