Tue

10

Aug

2010

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先週の日本行きの飛行機内で観ました。日本語字幕がなく仕方なく英語で観たものの、私の英語力ではほとんど聞き取れませんでした。が、マット・デイモンの単なるアクション映画化と思いきやどうやらイラク戦争の暗部を描いた作品とのことで、観ている最中も期待したほどクションシーンが少なかったものの、謎解きのサスペンスで最後まで飽きずに観ることができました(英語の内容はほとんど聞き取れませんでしたが、例の大量破壊兵器が大嘘だったという今となっては有名な史実!があるため、何とかストーリーを追えました)。

先のイラク戦争は本当にアメリカの傲慢さというか幼い一面を改めて見せつけられた事件でしたが、このために多くの人々(米国の兵士やイラクの国民含めて)の人生が狂ったのかと思うと、政治を担う人間の罪深さを思わずにはいられません。はからずも中東で暮らしている身なので、より身近に感じなくもありません。このカタールには米軍中央軍の司令部もあり、中東の有事には必然的に危険地域に様変わりするのでしょう。

幸いに赴任してからは中東情勢で目立った悪化の懸念はありませんが、そういった意味では先のイラク戦争といい、日本に居る時と比べて中東の不安定さを身近に感じなくもありません。米国が次の標的?にしようとしているイラクもペルシャ湾を挟んですぐ傍ですし。
映画に戻るとマット・デイモンはアクションヒーローとして定着していますが、正義感のあるヒーローも演じれる俳優ということで、今後ますます期待できますね。映画は最後が若干拍子抜けしなくもないですが、最後まで飽きずに見れるということで3星(5星満点中)というところです。

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