Fri

06

Jan

2023

今日は朝からポルト市内を観光です。ポルトでは久しぶりにサービスアパートメントではなくホテルですので、階下に降りると親切なポルトガル人のお姉さんが甲斐甲斐しく美味しい朝食を用意してくれているのはやはりホッとするというか嬉しいものです。小さなホテルですので、地上階の待合スペース兼朝食会場でしたが、こじんまりしたビュッフェと焼き立てのエッグタルトで十分満足してしまいます。
 ポルト市内観光は昨日にホテルからもらった街歩きマップみたいなものを参考に、適当に廻ってみることにしました。後から知ったのですが今日廻った場所はほとんどホテルから徒歩30分もかからない場所をぐるっと廻っていたようで、こじんまりと観光しやすい街かと思います。バスも電車も使わなくても問題なく楽しめます。

 一日ポルト市内観光にあてましたが、例によって同じ方の下記のサイトを参考に下調べした感じでは徒歩で一日で十分に回れる感じでしたので(この方は3日滞在したようですが)、我々も早速ホテルから徒歩で最初の目的地に向かってみました。

 

ホテルの朝食(ケイル ゲスト ハウス)

 先述しましたが、ホテルの朝食はこんな感じです。欧州に来てからは基本はセルフのサービスアパートメントが多いのですが、たまにホテルに泊まるのもよいものです。


クレリゴスの塔

 最初の目的地であるクレリゴスの塔までは、泊まっていたホテルから市内を散策しながら15分ほどでしょうか。ちなみにリスボン市内とはうって変わって観光客も少なく全体的にオフシーズンっぽい人の少なさで静かな感じです。クレリゴスの塔のチケットも塔の上に登るのもガラガラでした。今日のポルト市内全体と通してなのですが、坂道の街という印象で高低差が多いのと、動物(猫とか鳥とか)が沢山目に付きます。カモメは本当に沢山いて、方々に捕まえられるのではないのかというぐらい近くにまでいました。途中にあったお土産屋さんのイワシグッズが可愛かったので、幾つかお土産に購入しました。

※途中で見かけた動物たち



※ちなみにこのお土産屋の場所はここら辺にありました。

 塔の中は下層の方は中世の部屋を幾つか見学できるようになっており、その後、塔の頂上に登る感じです。頂上からはポルト市内が一望できます。川が流れていてこじんまりとした奇麗な街です。





ポルト大聖堂

 こちらも徒歩で十数分といったところでしょうか。高台にあるため敷地内からの見晴らしが素晴らしいです。特に中は見学しませんでした。



※またまた途中で見かけた動物たちです

ボルサ宮殿

 お昼ご飯でも食べようかとドゥエロ川の方へ向かっていると立派な宮殿があったので、入ってみることにしました。たまたま英語のツアーがすぐに開催せれる時刻だったので、そのままジョインします。今回の旅行で唯一、建物見学のツアーに参加したところでしょうか。宮殿とありますがポルト市の証券取引所として使われていた建物とのことです。それにしても立派な装飾で、会食用のホールなどもあります。聞き間違えでなければ、建物の部屋?は私有なのでレンタルか購入できると言っていたような。。。ジョークかも知れませんが。



※こちらは館内ツアーの最後のホールの動画になります

お昼ご飯(CASA LOPES)

 そのままドゥエロ川へ出てドン・ルイス1世橋を見ながらお昼ご飯の場所を探しました。川沿いはいかにも観光客向けのレストランばかりでしたので、少し裏通りの路地に入ってみると、地元の人が集まっている庶民的なレストランがありましたので、そこでお昼としました。少し待つほどの人気店でしたが、それもそのはずで、プレートのリーズナブルなランチ定食には美味しい焼き立ての魚や肉料理でボリュームもあり大変美味しい食事となりました。ポルトワインのグラスとデザートも楽しんでも観光地とは思えないリーズナブルな価格ですし、おじさんがお土産にビールと混ぜると美味しいよと言って何やら小さいボトルのお土産までくれました。




 

ポルトケーブルカーとドン・ルイス1世橋

 お昼ご飯のあとは、ドン・ルイス1世橋のそばにあるポルトケーブルカーに乗って橋の入り口まで行きます。橋自体は川岸から見えるのですが、物凄い高い場所にあるのでどうやって渡るべきか考えてしまうので、ケーブルカーに乗ると橋の入り口の道路まで簡単に行けます

※ポルトケーブルカーからの眺めの様子です。

 ドン・ルイス1世橋は中央にトラムが走っている普通の道で、両側が歩道になっているので歩いて渡れます。ただ鉄骨造の橋で、歩道も鉄板焼きのような感じですのでところどのこの隙間から下が見えるので、高所が苦手な方はスリルがあるかと思います。


小休憩のカフェ(Bom gosto)

 橋は眺めを楽しみながら往復してそのまま市内の郵便局に行ったりしながら、途中でカフェでエッグタルトなどを食べて休みました。カフェが沢山あるのはリスボン市内と同じ感じです。エッグタルトも相変わらず美味しい感じです。

レロ・イ・イルマオンとカルモ教会

 その後、世界一美しい本屋(というのはどこかでも聞いた気がしますが)と呼ばれているレロ・イ・イルマオンという本屋に行きましたが、何と入場するのに有料券がいる(まあ書店内の買い物に使えるとのことではありますが)とのことで、外から眺めて終わりにし、その先にあったカルモ教会という奇麗な壁画(アズレージョと呼ばれているもので昨日着いた駅にもありました)を見つつ、昨日にも寄った夜景スポットに寄りながらホテルに戻ることとしました。

晩御飯(Taberna Santo António)

 ポルトガル最後の夜は、帰り道に予約していたTaberna Santo Antónioというホテルの近くにあるレストランにしました。地元客で賑わっている日替わりの家庭料理風のメニューが主体のレストランで、最後の夜を美味しく食べることができました。ただ、ポルトの名物?である内臓の煮込み料理であるトリパス・ア・モーダ・ド・ポルトという料理だけを食べ損ねたので、これはいつかの機会ということでしょうか。


 帰りは奇麗な街灯で照らされたポルト市内の夜道を帰りましたが、本当にリスボンと合わせて奇麗な街のある国でした。食事も美味しいですし、ポーランドに帰るのが名残惜しいです。

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