Thu

05

Aug

2021

ザコパネ最終日は朝から小雨で晴れ間はなさそうな感じでしたが、今週は予報に反してほぼ晴れていましたので、最後の日くらいは仕方がないというところでしょうか。最も今日はザコパネから次の滞在地であるクラクフへの移動日に充てていましたので、ホテルの美味しかったブレイクファーストのビュッフェも最後ということで名残惜しい感じでしたが、昼前にはホテルを後にしてクラクフへ向かいました。

ザコパネ滞在中はそれなりの人出ではあったものの本格的な渋滞には遭遇しなかったので油断していたのですが、クラクフへの移動は距離的には1時間も掛からない道程でしたが、平日にも関わらずハイシーズンを反映してか2時間半以上も掛かってしまいました。ザコパネへの幹線道路である47号線の渋滞と、どうやら途中まで出来上がっている高速S7の工事がネックなようで、もう少しで全線開通しそうな雰囲気ではありますが、S7が開通するまではこの渋滞は解消することはなさそうです。

 

何とか渋滞を乗り越えてクラクフへ着いたのは午後になってしまいましたが、道中はしっかりとした雨でホテルについてもやむ気配がなかったため、近くのインド料理屋でお昼を取った後は、美術館へ行ってみることにしました。元々クラクフで時間があったら観てみたいと思っていたレオナルドダヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」が、ポーランドの国宝としてここクラクフで鑑賞することができます。早速ホテルから徒歩圏にあるクラクフ国立美術館に行ってみました。

このクラクフ国立美術館自体は重厚な建物で、それっぽい!?感じだったのですが、入館して見学し始めてから気が付いたのですが、肝心のお目当ての絵画が見当たらない!ということで、慌てて受付で確認してみるとなんとこの国立美術館ではなく、市の中心部のリネックの方にあるチャルトリスキ美術館にあるとのことでした。

急いでトラムで移動して閉館30分前に滑り込むことができました。外観は古い建物ですが(それもそのはずで、ポーランド最古の美術館とのことです)中は近代的にリノベーションされており、中庭は奇麗なアトリウムとなっています。急ぎ館内を回ってみると数々の名画のコレクションの中でも別格の扱いで、特別室の中に単独で展示されているのがこの「白貂を抱く貴婦人」です。ヨーロッパの美術館はここに限らずですが、写真撮影もOKで通常は触れるほど寄って観れるのですが、この「白貂を抱く貴婦人」だけは防弾ガラス越しに展示されている形です。それだけ別格の絵画ということなのでしょうか。


随分前に新婚旅行の際にもイタリアやスペインの美術館を訪れた記憶がありますが、やはり触って観れるような美術館が一般的な中で、ピカソのゲルニカなどは同じように別室で直接触ることは出来ない扱いだったのを想い出しました。

目的のダヴィンチの絵画はゆっくりと鑑賞できたのですが、その他の展示は急ぎ足になってしまったのが心残りでしたが、いづれにしてもクラクフで観たいと思っていた「白貂を抱く貴婦人」を見れたので良かったです。


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