Wed

20

Jun

2012

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今日はローカルスタッフを中心に、空港近くのマリオットで送別会を開いてもらいました!帰任日が急遽前倒しになったにも関わらず、大勢のローカルスタッフが参加してくれたので、帰る身としては最後に皆で飲み食いもできたので悔いも残らず去ることができます。ありがたいことです。まあ、今週は帰国日がいつになるのか分からない中、最短で帰れる日を想定して速攻で帰任準備を進めていましたので、本当に慌ただしかったです。そんな中で、いざ帰国する時に思い浮かんだ言葉はタイトルにある通り「人生とは旅であり、旅とは人生である」という中田英寿選手の名言でしょうか。2006年のドイツワールドカップの後に引退した後の中田のホームページに掲載されていた「Hide’s Mail」は、当時何度も何度も繰り返し読んで、今後の人生においてこれこそ名言であり至言の目標であり、指南となる言葉と思っていたのを思い出します。


今回、カタールに来てカタールから次の目標に旅立つにあたってしばらく忘れていたこの言葉を思い出しました。この言葉に込められた思いの通り、カタール駐在はまさに自分に取って人生の中の旅であったと思います。多くの異文化との触れ合いを始め、日本に居た時には考えられなかった外人さん達との付き合いも出来ましたし、一緒に仕事をしたローカルスタッフとはこれで最後という気もしません。何より今までもこの先の人生でも住むことはもうないであろう中東の地で、曲がりなりにも暮らして生活をしてきたというのは大きな経験ですし、今後の自分の仕事を含めた人生における良い経験になったのは言うまでもありません。家族一緒に中東周辺の諸国も旅行して、随分楽しい思いもしましたし。反面、第二子の出産もあったので家族帯同は最後まで実現できずに、これまた人生で初めての単身赴任なるものを経験しました。家族との時間は随分と犠牲になったと思いますが、その分、絆は深まった!?ので良しとしましょう。

仕事での面では正直、最初から今日の今日である今に至るまで、心休まる日がなかったというか、難関プロジェクトであったため、結構しんどかったというのが本音でしょうか。日本の建設会社に勤めるいちサラリーマンのいち設備エンジニアとしては、中東は日本の会社のシマではなく欧米人のシマだなというのをずっと実感させられた3年間でした。

海外駐在で得たものと失ったもの、色々あったかと思いますが、カタールを去る今の心境としては「得たもの」の大きさだけしか思い浮かびません。ということで、3年間本当にありがとう、そしてさようならカタール!
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・ローカルスタッフと記念撮影!ここ1か月の日焼けでローカルスタッフ(フィリピン人、マレー人、インド人)と判別つかない外見になってますので、ぼかしは入れてません。どうせ区別つかんでしょうから。。。

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