Wed

08

May

2013

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こちらに来てからインドネシア語の辞書は色々と買ったり探してみたりと苦労しましたが、なかなかしっくりくるものがありませんでした。地元の書店で売っているペーパーバックの安い辞書(500円前後)だと、今一つ語彙も少なく実用的ではありません。そんな中ようやく実用的で気に入った辞書として手に入ったのが、谷口五郎著の辞書2つ「標準インドネシア・日本語辞典」「標準日本語・インドネシア語辞典」です。もともと20年前に赴任したことのある会社の人が使っていたのですが、新版が日本語-インドネシア語しか売っておらず、インドネシア語-日本語の方は最近、ローカルスタッフにお願いしてこっちのアマゾンみたいなサイトから、中古品を個人売買で買って揃えることができました。

130508_kamusindonesia4182.jpgこの辞書の良いところは、ペーパーブックで安く(750円くらい)持ち運びも苦にならないサイズにも関わらず語彙が豊富なところです。

もうひとつ買い揃えた辞書は、タートルの英語ーインドネシア語のポケット版で、実はかみさんが新書版サイズを近くのモールの洋書屋で買ってきていて、見易いなと思っていたものです。

ペーパーブックサイズだとさすがに普段の散歩や買い物には持ち歩けないため、携帯用の辞書を探していたのですが、英語辞書で見易くて丈夫という条件を満たしていたこれに決定しました。ただし、値段はこのポケット版で1,500円程度するので、ちょっと高い部類になりそうです。

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紙のインドネシア語辞書は大体揃いましたが、横着な私はやはり電子ツールが欲しいのが本音です。日本の電子辞書は軒並みインドネシア語未対応なようなので、しばらくは難しいのかと思っていたら、何十年もかけて個人で辞書を作っている人々がいたようです。その中でも代表的なのが、尾崎賢悟さんという方が作っている「尾崎辞書」と呼ばれる電子データです。どうやら既に20万語か30万語かは超えているようで、PDICデータ形式なので最近のスマホでも使えるとのことです。今回は見送りましたが20年を超える成果をわずか5,000円で譲って下さるとのことなので、ちょっと考えてみようかと思います。

※尾崎辞書の導入の仕方などは下記のサイトにあります。

B’s Bali Post:MacとiPad、iPhoneでインドネシア語辞書

exblog インドネシア語の中庭ノート :尾崎・イ日電子辞書

※尾崎さんが何者かは下記のサイトに紹介されてました。

じゃかるた新聞:インドネシア語辞書を完成 元駐在員の尾崎賢悟さん 14年かけ14万語句を収録 略語など現代用語も豊富

寝ぼけ記者のネタ帖『アジアNow』?情報を知れば世の中がわかる アジアの情報ページ:インドネシア?尾崎さんのイ日電子版辞書 世界最大級、24万5000語収録

とりあえずはインドネシア-インドネシア語で良ければ、下記のサイトが有名な辞書サイトとなっており、なんと無料のiTunes アプリもありました。とりあえず入れてみましたが、インドネシア語がある程度分かるようにならないとさっぱりですね。

KBBI Kamus Besar Bahasa Indonesia:インドネシア語辞書のサイトでこちらにiTunesアプリがあります

赴任後10ヶ月を経過してようやく基本のツールである紙の辞書が納得のいくものとなりましたので、今年はもう少しまともなインドネシア会話が出来るように頑張りたいと思います!


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