Sat

30

Oct

2021

ドレスデンからの旅行から帰ってきたばかりでしたが、自宅から30分程のところに美味しいりんご狩りができる農園があるとのことでしたので、10月一杯で終わってしまうということで、早速行ってみました。場所はヴロツワフ郊外の西側の方にあり、自宅からは車でちょうど30分でしょうか。自宅自体がヴロツワフ市内の中央からはかなりの外れにあるのですが、そこからA4高速の入り口の方へ走りつつ、途中から田舎の畑道を延々と行きますので、ヴロツワフも市中以外は相当な田舎なのだなと改めて実感します。
 ポーランドと言えばリンゴの生産量がヨーロッパではダントツの一位で、世界でも4番目の生産量を誇るとのことです。スーパーに行けば分かるのですが、ほぼ一年中色々な種類のリンゴが売っていますし、何よりリンゴジュースの種類も豊富です。

 そんなポーランドですので、リンゴ園も郊外をドライブしていると結構見かけるですが、今回の農園もヴロツワフの郊外に位置しています。

 

 

 園内にある駐車場を降りると、目の前に2m程度のリンゴの低木が一面に整然と並んで広がっています。結構な片田舎でしたので、例によってポーランド語オンリーかと覚悟しましたが、お値段が掛かれている倉庫の黒板の前に行くと、農園の女将さんのような方が手慣れた感じで英語ですね、と黒板を裏返しにしてくれて英語バージョンの説明書きを見せてくれました

 システムは至って簡単で、農園の台車を借りて自分で刈り取ったリンゴを最後に重量で清算、です。この農園には3種類のリンゴがあり、それぞれ酸味と甘さが異なるということです。早速、台車を転がしてリンゴを収穫に行ってみました。正直、シーズンのクローズ直前でしたし、結構な風の日もあったので、残っているリンゴはあまりないのかと期待していなかったのですが、リンゴの木の奥の方に行くと、落ちているリンゴの数も凄まじかったのですが、それぞれの木にたわわにリンゴが連なっていたのには驚きました。


 しかも、どのリンゴもちょうどよく熟しており、何個かその場で試食させていただきましたが、やはり取り立てのカリッとしてそれで水分が十分にある美味しいリンゴは農園ならではでしょうか。スーパーで購入したリンゴはどれだけ鮮度があっても、どうしてももさっとした歯ごたえになってしまいますが、木から採ったばかりのリンゴは歯ごたえが美味しいです。

 結局、3種類の酸味のリンゴをそれぞれで5kg程度、合計で15kgオーバーも収穫してしまいました。食べきれるか不安にはなりますが、外に置いておけば年内どころか年明けまで持つということですし、アップルパイなどにも加工できますので、取りすぎて困るということもなさそうです。


 値段はスーパーの特売ほどには安くない感じですが、新鮮で取り立てのリンゴということでお得だとは思います。今年は終わりですが、また来年に来れたら来たいと思います。

 


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