Wed

07

Oct

2020

今日の日経新聞の記事に掲載されていたのですが、トラクターを販売しているクボタのコンセプト機ということです。自動車のコンセプトカーというのはよく聞きますが、”コンセプトトラクター”というのも珍しいのですが、目を惹くのはその外観でしょうか!?まるで近未来のSF映画に出てくる自律式の警備ロボットのような外観と雰囲気です。トラクターというと、昔ながらの田んぼをゆっくり走っている箱型の運転席が載っている大きなタイヤのティピカルなイメージしかありませんが、このクボタのコンセプトトラクターはどちらかというと街中やビルの中を走っていてもおかしくないようなスタイリッシュで近未来的なデザインですし、何よりそのフェイスが何ともカッコイイですね。日経の記事の抜粋を下記に記載してみると、

クボタは6日、米半導体大手エヌビディアと農機の自動運転で提携すると発表した。エヌビディアのGPU(画像処理半導体)と人工知能(AI)を搭載し、カメラなどで取得したデータを瞬時に分析できるようにする。農業では人手不足が問題となっているほか、人件費を抑えた効率的な経営への転換も課題だ。提携で自動運転技術の向上につなげる。

とありますので、トラクターの世界でもITとのコラボがどんどん進んでいるのが見受けられます。このコンセプトトラクターですが、大きさやどうやって農耕タスクをこなすのか、このコンセプト外観だけでは想像がつかなかったのですが、下記のサイトの動画をみるとよく分かります(そして大きさも想像していたより相当大きい!ようです)。

こういうコンセプトサイトを見ると、農業も人出不足を解消するどころかあっという間にSFに出てきたような植民惑星に出てきたような感じで全自動でロボットが作業して、どこかのセンターでホワイトカラーが管理するだけという世界も実現可能な気にさせられます。もっともクボタの下記サイトをみると、既に2017年からGPSを搭載したアグリロボトラクタというシリーズを発売していて、有人ながらも自動運転のトラクター技術は実用化されているようです。

そして既に最近発売されいてるアグリトラクターの外観を見てみると、コンセプトトラクターまではいかないものの外観などは従来のトラクターのイメージを一新するようなカッコイイ雰囲気は醸し出しているようですね。既にこの機種の段階で自動運転や有人機と連携した無人での運転機能などを考慮しているようで、農業の人出不足を解消するためのITとロボット化の進歩には驚かされます。ここ10年ほどの海外駐在もあって、そもそも日本でトラクターを見る機会などなかったので既にこんなところでも日本の田舎の風景は変わりつつあるのでしょうか。しかし、驚かされるのはこの自動運転アグリトラクターですが、単体で1千万円を超える!機種ということで街中の高級スポーツカーの比ではないですね。

こんなに進んでいるトラクターの世界にちょっと驚きましたが、クボタだけではなくトラクターなどの農耕機といえば専業でライバルのヤンマーも気になりますが、当然のようにヤンマーの方も自動運転トラクターを実用化しているようで、下記のように有人機と連携して無人運転するトラクターの紹介が自社サイトで見ることができます。

もちろんヤンマーの方もクボタ同様に未来に向けたコンセプトトラクターより既に進んだ共同開発のロボティクスアグリトラクターを開発しているようで、SMASH(「Smart Machine for Agricultural Solutions Hightech」の略で、最新の情報通信技術を駆使して作物や土壌を調査し、収集した情報を分析し、正確で実用的な情報を農家に提供して作物管理をサポートするためのモジュール式ロボットプラットフォームを開発しているとのこと)と呼ばれるプロジェクトで既に実働しているロボティクストラクターの開発に協業しているようです。下記サイトの動画を見ると、クボタのコンセプトトラクターとはまた別の路線で未来的な感じもしますし、こちらの方が実際に何かしそう!?な感じがします。

オランダ駐在でも地元のトラクターを見かけましたが、大きさこそ日本のかわいい農耕機の倍はあるような感じで、どちらかというと建設現場の重機のようなイメージと存在感でしたが、相変わらず人が運転していたようでしたので価格の問題もあってなかなか先進国でも自動運転のアグリトラクターというものは普及していないのでしょうか。日本のクボタやヤンマーニは是非頑張っていただいて、この分野でまた世界を牽引してもらえればと思います。それぞれのサイトで紹介されているような自律的ロボットの農業運用も近い将来に実現すると思うと、それだけでワクワクしてきます。近い将来に世界中でロボティクスアグリトラクターを見かける日が来るのを期待しています!


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