Sun

17

Mar

2024

ヴロツワフに住み始めてからはや4年が経ちましたが、過去の駐在先であればほぼ真っ先に行っている動物園や水族館でしたが、コロナもあったせいかそのうちということで行く機会を逸していましたが、今回ようやく行くことが出来ました。という程、ハードルは高くはなく自宅から車で20分程度の市内にあります。過去に何度か行こうかと思ったのですが、結構な行列で並ぶ気が失せてしまっていたというのもあります。本日もまだ肌寒い感じの日でしたがどの程度混んでいるかと構えて行きましたが、通りを挟んだ百周年記念ホールの駐車場もガラガラで、事前にネットで購入していたチケットでしたが、特に売り場前に人気もなくまだまだシーズンではないという感じでした。

 動物園に入場したのは11時前位でしたが、結局ほぼ廻れたのですが、出たのは夕方になりましたので、最低でも半日は確保しないと廻りきれない規模ということになります。入って左手からぐるっと回り始めましたが、最初にあったライオンエリアは工事中でライオンには出会えずでしたが、肌寒い中でバッファローやアフリカ産の鹿系の大型動物が出迎えてくれたので、久しぶりに大きな動物を見れた感じが新鮮でした。


 園内はオーソドックスな低い柵と堀を利用した見易い開放型の施設が中心で、動物が出ていれば見易いと思います。他にテーマ別に別棟が複数あって、マダガスカル島の動物を集めた建物や、オオカミを低い位置から見れたり、かと思えば陸橋の上から眺められたりと飽きない工夫がされています。



 ここ最近は暑いくらいの日もあったのですが、今日は10℃前後の肌寒い感じでしたので、外に展示されている動物たちは寒そうでしたし、小屋から出てきていない動物も結構居たような気がします。動物園自体は歴史があるようで、園内は100年以上前に使われていた建物を再利用している展示施設や、古い館を改装して使っていたりと歴史を感じさせる工夫もされています。



 ペンギン、アザラシなどの海洋動物も充実していますし、小さい水族館みたいなお屋敷もあります。オドラ川の淡水魚コーナーもあったりと丹念に見ているとあっというまに2,3時間経ってしまう感じでしょうか。シーズン真っ最中に来ると恐らくは結構な人出で返って大変かもしれません。


 象やキリン、シマウマなどの定番の動物もいますし、鳥も大型の米国産の鷲なども居て見応えがあります。爬虫類や昆虫類を集めた館もあって、途中で園内に何か所か営業していたレストランで昼食をとりつつ、最後は一番新しい施設と思われる園の中央にあるアフリカ館です。ここは水族館のような展示も備えていて、定番ですがアクリルの水中回廊などもあり、ウミガメからサメまで一通り見れます。カバの展示施設が広々していて、カバが魚を食べているところなどが上から覗けました。


 今回は空いていたので窓口でも購入できたと思いますが、夏のシーズン中は混雑しているのは間違いないので、下記の公式サイトからネットでチケットを購入しておくのが良いかと思います。


 前評判通り広大で動物の種類も展示方法も楽しく、ポーランド国内では随一の動物園というのもうなづけます。意外に印象深かったのはアジアでは定番だったバタフライコーナーでしょうか。昆虫館の一画で熱帯の蝶が放し飼いにされており、懐かしい感じがしました。
 最後の方のタイガーのコーナーなども見きれない動物も居たので、また機会をみて訪れたいと思います。


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