Mon

09

Jul

2018

すっかりシネコン通いが定着してしまいましたが、今週は「ジュラシックワールド」の最新作「Jurassic World: Fallen Kingdom」を観てきました。最初のシリーズから数えること5作目になるのでしょうか。ジュラシックパークが1993年ですから、既に歴史的映画かと思いますが、その間のCG技術の割には実際の物語(琥珀の中の恐竜の血を吸った蚊の化石から、DNAを採取して恐竜を蘇らせる)の技術はあまり進歩しなかったのが残念です。ジュラシックパークに限らず子供の頃に観た映画の予想していた未来の時代がやってきたものの、実現している技術が少ない反面、当時は思いも付かなかったツール(スマホ、iPadなど)は実現しているので、半々というところでしょうか。そんなこともあり、一緒に観た子供達以上に楽しみにして観ました。

 主人公は前作「ジュラシックワールド」の登場人物であるオーウェンとクレアが再登場して、彼らを中心に進みます。前半の旧ジュラシックワールドでのスリリングな恐竜救出劇と後半のベンジャミン館での恐竜オークション?でのアクションと分かりやすく2部構成的な内容です。オーウェンと小型恐竜のブルーの関係もクローズアップされていて、前作以上に恐竜側に感情移入?出来る感じでしょうか。遺伝子操作で新しく作られた種の恐竜も登場して、蘇らせた恐竜とはいえ、所詮は遺伝子操作で生み出された悲劇的な生き物という位置づけになっているのは、今までのシリーズではない観点でしょうか。蘇った恐竜とそれをコントロールできずにパニックとなる今までのシリーズからは、前半でお別れで、後半は遺伝子操作されて生み出された彼ら恐竜が、人間の日常世界に忍び寄る世界を暗示して終わります。ここら辺は、もともとの原作者であるマイケルクライトンの人類の過剰な科学技術への過信への警笛という思想が見えなくもありません。
 それにしてもCGの完成された出来栄えもしかりですが、スピルバーグ監督の安定感ある構成は観ていて安心感すら覚えます。オーウェンとブルーの関係も深堀されていて、前作より深みがあります。ただ、次回作は恐竜が増殖して単なるホラー映画みたいなノリにならなければよいのですが。。。


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