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	<title>映画と書籍と文化 &#8211; ところによりエンジニア</title>
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	<description>海外駐在中（元しんとこ在住）の建築設備エンジニアの生活を日々徒然に綴ったブログ</description>
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		<title>久しぶりのSF秀作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2026/03/27/projecthailmary/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 22:51:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[ちょうど映画化されたようでライアン・ゴズリングが宇宙船の中で浮遊しているポスターがあちこちにネット上で溢れていた最中ですが、原作も秀作ということで早速読んでみました。主人公がとある宇宙船の中で記憶が欠落した状態で目覚める [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="alignlefthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4152100702?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="プロジェクト・ヘイル・メアリー-上-アンディ・ウィアー" target="_blank" rel="noopener"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/61KNqlUzmIL._SL1500_.jpg" width="242" height="340" alt="プロジェクト・ヘイル・メアリー-上-アンディ・ウィアー" /></a><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4152100710?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="プロジェクト・ヘイル・メアリー-下-アンディ・ウィアー" target="_blank" rel="noopener"><img decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/71M2aQPsNlL._SL1500_.jpg" width="242" height="340" alt="プロジェクト・ヘイル・メアリー-下-アンディ・ウィアー" /></a></p>
<p class="first1">ちょうど映画化されたようでライアン・ゴズリングが宇宙船の中で浮遊しているポスターがあちこちにネット上で溢れていた最中ですが、原作も秀作ということで早速読んでみました。主人公がとある宇宙船の中で記憶が欠落した状態で目覚める導入シーンから、よくある冷凍睡眠の記憶が混濁した覚醒シーンなのだろうと思いきや、<strong class="marker-P-red">交差する現在の宇宙船の中でのエピソードと、過去であろうと思われる地球でのエピソードが交互に展開する中で、話が進むにつれてどうやら地球がアストロファージと呼ばれる宇宙微生物？（この発送がなかなかSF的でありながら、恒星間宇宙船を可能にしたツールともなっており、本当によく練られています）によって太陽が侵食されて地球に氷河期が急速に訪れるであろうという危機的な展開</strong>が明らかになってきます。<br />
　どうやら主人公は宇宙船に乗り込む前に、このアストロファージの発見と解明に少なからず貢献したというか、プロジェクトに巻き込まれていった中学教師ということが判明してきます。そんな展開が進むにつれて、なぜ冒頭の主人公が一人で恒星間宇宙船の中で目覚めて（３人いたクルーのうち同僚の２人は冷凍睡眠の失敗で既に亡くなっていることが明らかになります）そして、アストロファージの探査に乗り出すことになったのかが徐々に地球の過去エピソードのパートから明らかになっていく展開です。</p>
<p><span id="more-8536"></span></p>
<p><a href="https://eiga.com/movie/104209/"><img decoding="async" src="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2026/03/images.jpg" alt="" width="189" height="267" class="alignright size-full wp-image-8543" srcset="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2026/03/images.jpg 189w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2026/03/images-184x260.jpg 184w" sizes="(max-width: 189px) 100vw, 189px" /></a>　そして地球の危機を救うアドベンチャーSFかと思いきや、<strong class="marker-P-yellow">探査に来たタウ星系で偶然にも他の恒星から同じようにアストロファージの探査に来たと思われる全く姿形も文化も進化の形態も異なる異星の知的生命体に遭遇するあたりから、本書の本当のテーマとも言える異星人（ロッキーという同じように２３人いた他のクルーは死亡してしまってただ一人生き残った異星人）との遭遇と交流が、共通の目的であるアストロファージの探査というテーマ</strong>で結び付き進んでいきます。</p>
<p>　宇宙船の中で自分の立場や乗り込んだ経緯がよく分かっていない（記憶喪失？）のグレースが、徐々に記憶を取り戻しながら地球での過去のいきさつや宇宙船でタウ星系まできた目的を想い出しながら、<strong class="marker-P-orange">目的を達しそうになりつつも最後に異星人であるロッキーとの友情を選択する（といってもありきたりのものでもなく、本当に生死を掛けた選択というところで感動があるというところでしょうか）ラストの方の展開まで一気に読めてしまいます。</strong></p>
<p>　この異星人ロッキーなのですが、本当に異星人！？で姿かたちはおろか知覚も生存条件も人類とは根本的に異なるという設定で、むしろこの先どこかで知的異星人と遭遇する日が来るとなると、<strong class="marker-P-red">実際にはこれぐらい違う生物になるのだろうなというところでは、こちらの方がリアル</strong>に感じなくもありません。共通言語となる物理の理解も、知覚がこれだけ異なって発達すると、相対性理論に気付かなかったなど思わぬキーポイントがあるのですが、裏返すと我々が気付かない謎の物理法則も案外こういった知覚の盲点の裏にあるのかも知れません。</p>
<p>　物語のラストは主人公の<strong class="marker-P-yellow">グレースは結局地球には戻れずとも何とも言えないハッピーエンドで、彼が中学教師だったという設定の伏線も最大限に生かしつつ素晴らしいラスト</strong>だと思います。ここら辺、テーマは壮大だけども主人公は異星人のロッキーとグレースのほぼ二人で展開し、<strong class="marker-P-orange">最後は意外なハッピーエンドという従来のハードSFとは一線を画したSFでありながら至高のストーリー</strong>と言えるのではないでしょうか。</p>
<p>　映画の方も配役も素晴らしいですし、是非どこかで観てみたいと思います。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="rating-number">4.5</span></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>遠未来と遠過去が交錯する邦書SF「一億年のテレスコープ」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2025/10/30/thehundredmillionyearstelescope/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Oct 2025 22:37:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[啓蒙本ばかり読んでいた今年後半ですが、少し息抜きにと思ってKindleで選んでみたSF小説です。小松左京とか星新一、筒井康隆といった大御所の邦書SFの他はそんなに沢山読んでいない感じでしたが、本書の著者である春暮 康一氏 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4152103582?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="一億年のテレスコープ-春暮康一" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81BKqv3aLRL._SL1500_.jpg" width="337" height="500" alt="一億年のテレスコープ-春暮康一" /></a></p>
<p class="first1">啓蒙本ばかり読んでいた今年後半ですが、少し息抜きにと思ってKindleで選んでみたSF小説です。小松左京とか星新一、筒井康隆といった大御所の邦書SFの他はそんなに沢山読んでいない感じでしたが、本書の著者である春暮 康一氏の著作はデビュー作である「オーラリメーカー」からのファンでしたので、本書も期待して読み始めてみました。<strong class="marker-P-orange">結論から言うと読後感含めて全く期待を裏切らないというか、読んでみて本当に良かったという読書の醍醐味を実感できるストーリー</strong>かと思います。<br />
　ネタバレにならない程度にAmazonにある本書の概要を抜粋すると『<strong class="marker-P-red">【望／のぞむ】は高校天文部の友人の【新／あらた】、大学の研究者仲間の【縁／ゆかり】と、太陽系規模の電波望遠鏡による掃天観測計画を夢想する。それは、後に人類が銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がる第一歩だった。ファーストコンタクトＳＦの世界水準を軽やかに更新する傑作宇宙探査ＳＦ！</strong>』とあります。実際には、遠未来と思われるパートと遠過去（と途中で気付くのですが）と思われるパートを含めた３つのパートが交互に織り交ざって進む構成で（最近はこう言った構成の物語がとみに多い気がしますが）、テンポよく読み切れるのではないでしょうか。</p>
<p><span id="more-8548"></span></p>
<p>　ファーストコンタクトものではあるのですが、<strong class="marker-P-blue">探索に行く動機が純粋に遠くを観てみたい、時間の果てまで探求し続けたいという誰もが一度は思いを馳せる（多分SF好きの方であれば！？）人間の存在にも関わる根源的な問い</strong>から始まっていて、ここら辺は巨匠の小松左京でさえ何とも明示できなかったテーマのような気がしています。そこら辺のテーマをバックに、伏線が収斂していくラストはなかなかの筆致ではないかと思います。</p>
<p>　最初にこの著者の何かのSF賞の応募作である「オーラリメーカー」も既に、既存のSFの枠を凌駕していた発想力とスケールでしたので、この延長線上にあるかと思うと不思議ではありません。</p>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2020/05/30/orrerymaker/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/4102hKtel2L.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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          <div class="blogcard_title">恒星スケールの昆虫！オーラリメイカー</div><div class="blogcard_excerpt">こちらもコロナ禍の中、Kindleで購入して読んでみたSF小説です。Amazonの書評を参考に選択するケースが多いのです……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2020年5月30日</time></span>
                          <span class="view-count">3875 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
<p>　途中の色々な異星人の描写やコンタクトも冗長に感じるとの書評もありますが、むしろ各パートのエピソードをスピンオフで読みたいぐらいでしたので、<strong class="marker-P-yellow">著者の無限の想像力とスケール感に今後も期待</strong>できるのではないでしょうか。</p>
<p>　なかなかハードSFかつスケールが壮大な邦書のSF作家というのは、古典の大御所を除くとあまり知らないのですが、著者の２作目だった下記の短編集も秀作揃いでしたので、発表されている作品全てが質の高いSF作品であるということでしょうか。</p>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2023/03/31/houchinojyu/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/510QQDBRO1L._SL500_.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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        <div class="blogcard_content">
          <div class="blogcard_title">系外進出シリーズ「法治の獣」</div><div class="blogcard_excerpt">久しぶりの邦題のSF小説「法治の獣」を読了しました。本書には中編ボリュームの３編が収録されていますが、どれもファーストコ……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2023年3月31日</time></span>
                          <span class="view-count">2676 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
<p>　発刊ペースは決して早くない感じですが、是非とも今後の長編の作品も一早く読んでみたい著者です。次回作が待ち遠しいです！</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="rating-number">4.5</span></div>
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		<title>現代の知の巨人ハラリ氏の書籍から建築業の未来を考える！？</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2025/10/07/yuvalnoahhararibooks/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 07 Oct 2025 21:38:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[仕事と勉強と社会]]></category>
		<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[現代の知の巨人とも言われて久しいイスラエルの歴史学者でもあるユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新著作「NEXUS 情報の人類史」を読了しました。本書に先立ってハラリ氏の「２１　Ｌｅｓｓｏｎｓ　２１世紀の人類のための２１の思考」 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4309229433?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="NEXUS-情報の人類史-上-人間のネットワーク-ユヴァル・ノア・ハラリ" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41wrEFGFrCL._SY445_SX342_QL70_ML2_.jpg" width="337" height="500" alt="NEXUS-情報の人類史-上-人間のネットワーク-ユヴァル・ノア・ハラリ" /></a></p>
<p class="first1">現代の知の巨人とも言われて久しいイスラエルの歴史学者でもあるユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新著作「NEXUS 情報の人類史」を読了しました。本書に先立ってハラリ氏の「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4309467458?tag=shintoko00-22&amp;amp;linkCode=osi&amp;amp;th=1&amp;amp;psc=1&quot; title=&quot;21-Lessons-21世紀の人類のための21の思考-河出文庫-ユヴァル・ノア・ハラリ&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener&quot;&gt;">２１　Ｌｅｓｓｏｎｓ　２１世紀の人類のための２１の思考</a>」も読んでいたのですが、ちょうど<strong class="marker-P-orange">毎日のように更新されているAI関連の話題が新聞を賑わしている今、タイムリーな内容の著作ではありました。本書の要約や解説は既に無数にWeb上にあるので、特に改めて述べるようなことではありませんが、全体としてAI技術の現状とこのテクノロジーに対する警鐘、今までの人類社会、特に民主主義と全体主義（独裁制）という主要な政治体制の関連性を、情報テクノロジーという切り口で時系列で整理している内容は新鮮でもあり、ある意味驚愕の内容</strong>ではありました。</p>
<p>　本書を読み終えた後だと、<strong class="marker-P-red">民主主義も全体主義も所詮は情報テクノロジーの扱いと時代におけるテクノロジーの発展に依存するもので、民主主義が必ずしも人類社会の叡智の結果でないという分析にショックを受けざる</strong>を得ません。ただ、ここら辺の主張は至って論理的でハラリ氏個人の主張や意見というよりかは、情報テクノロジーの歴史を分析した結果、必然的に導かれる一つの論理的帰結という内容にある意味納得せざるを得ないところではあります。</p>
<p><span id="more-8353"></span></p>
<p>　そのような緻密な分析もさることながら、中世の魔女狩りの情報処理レベルと現代のSMSのフェイクニュースのレベルがテクノロジーとその規模やスピードだけは進歩しているものの、情報そのものに対する人類のリテラシーというか知見は何も進歩が見られていないという点に、本当に驚愕というか暗澹たる思いになります。</p>
<p class="alignrighthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4140819804?tag=shintoko00-22&amp;amp;linkCode=osi&amp;amp;th=1&amp;amp;psc=1&quot; title=&quot;シンギュラリティはより近く-人類がAIと融合するとき-レイ・カーツワイル&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener&quot;&gt;"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81uAUVP2UHL._SL1500_.jpg" width="337" height="500" alt="シンギュラリティはより近く-人類がAIと融合するとき-レイ・カーツワイル" /></a></p>
<p>　ハラリ氏のAI観と展望は警鐘の意味も兼ねてか敢えてネガティブな論調になっています（その意図があると本書でも述べています）。先だって読了したレイ・カーツワイル氏の「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4140819804?tag=shintoko00-22&amp;amp;linkCode=osi&amp;amp;th=1&amp;amp;psc=1&quot; title=&quot;シンギュラリティはより近く-人類がAIと融合するとき-レイ・カーツワイル&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener&quot;&gt;">シンギュラリティはより近く　人類がAIと融合するとき</a>」のような書籍の論調とは真逆ではありますが、<strong class="marker-P-blue">現時点ではどちらが正解ということもなく、ハラリ氏自身が述べているように（明るい未来とネガティブなディストピアになりうる）どちらの可能性も深く熟慮した上で必要な対策を今から人類全体で練るということが肝要</strong>なのでしょう。</p>
<p>　久しく建設・建築業界は参入障壁が高く、恐らくはその根本にあるのは簡単に言えば「経験産業」の最たるもので、熟練工の必要な現場作業、経験がものをいう現場管理といったところだったとは思います。ただ、<strong class="marker-P-yellow">昨今のAIが一番得意とすることは何かといえばまさにその「経験」を無限にかつ短時間で習得できるところにあるとすれば、この参入障壁はロジカルに考えれば既に障壁ではなくなっているのが現実の状況</strong>です。建物の施工管理は経験が必要ということで、業界では規模に応じて現場作業の見習いから数年かけて規模の小さな所長、大現場の所長と経験を積んでいくのが通例ですが、AIにいわせれば仮想空間で無限通りの施工工程パターンを数時間でシミュレーションして最適な施工方法を選択する、将棋と同じで人間が考えなかったような最適な！？施工工程を編みだすかも知れません。<br />
　論理的な帰結で決まる<strong class="marker-P-red">構造、設備はそうかも知れませんが、デザインと空間認識のセンスが必要な設計分野は最後まで人と思われていましたが、最新のAI事情を見てみるとそれももはや過去の話である</strong>のはいうまでもありません。むしろ、工程と同じで人では限界のあるデザインや空間利用を飛び越えた設計アイデアが出てくるのは容易に想像ができます。<br />
　そしてもう一つの現場施工に欠かせない熟練工も、昨今の人出不足も相まってロボット化が進められている中で、ほとんどの作業が経験値を無限に積めるAIの頭脳に持つロボットが担うことになれば、「<strong class="marker-P-yellow">AIが考えた斬新な設計アイデアをシミュレーションによる最適工程で自動で指令を受けるロボットが自動で施工する</strong>」、こうなるともうIT産業の方が親和性が高いでしょうから、従来のゼネコンの市場は彼らIT大手から見ればブルーオーシャンにしか映らないでしょう。ただでさえ、ＩＴ化、ＤＸ化が一番遅い業界だった訳ですから、ここに手間取っている限りトップガンマーヴェリックのトムクルーズの名セリフ（少将に言われた「これからは無人機の時代だ。君たちパイロットは絶滅する」に対してマーヴェリックが「そうかもしれません。でも、今日じゃない」と応える場面）ではないのですが、恐らくは<strong class="marker-P-red">来年、５年後は今と同じやり方か延長線上で現場作業は進むのでしょうが、１０年後はたまた２０年後に同じやり方で建物が建てられるとはとても考えられません</strong>。その時の主要プレイヤーが今のスーパーゼネコンなのか、IT企業なのかもわからないといったところでしょう。<br />
　そんなことも想起された本書でしたが、思えば７年前の2017年のブログ記事にGoogle建設（字が間違っていますが。。。）なる記事を掲載していたのを想い出しました。</p>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2017/10/23/gluon/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="" alt=""><span class="cat-data">仕事と勉強と社会</span></div>
        <div class="blogcard_domain">関連する記事</div>
        <div class="blogcard_content">
          <div class="blogcard_title">Googl建設とgluon</div><div class="blogcard_excerpt">全ての情報プラットフォームを構築するというGoogleの社是に従えば、いづれは建築のBIMも取り込まれるのは予想はできま……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2017年10月23日</time></span>
                          <span class="view-count">2395 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
<p>　当時と比べても、もう想像できなかったようなAIのレベルの早さですから、Googleもそうですが、多くのIT産業がライバルになる日も本当に近づいていると思わざるを得ません。</p>
<p>　ハラリ氏の本書の中に出てくる<strong class="marker-P-blue">「無用者階級（AIの出現で労働階級としての必要性もなくなった階級のこと）」に衝撃を受けると共に、自分の仕事ももはや安泰ではないなと改めて思いを巡らせた書籍</strong>でした。あと１０年後のブログ記事にどんな世界の感想を書くことになるのか、今から楽しみなような怖いような感じです（１０年後どこに住んでいるのやらもある意味、想像つかないのですが。。。）。</p>
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		<title>ノーベル文学賞作家の最新作「クララとお日さま」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2025/03/19/klaraandthesun/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 19 Mar 2025 21:18:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[出張中の機中で読了したカズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞後の最新長編となる本著「クララとお日様」となります。本作で扱っているAF（Artificail FreiendというAIアンドロイド）が社会に浸透している近未来 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0CBLXM9KV?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51Y4TN3C1oL._SL500_.jpg" width="337" height="500" alt="クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)" /></a></p>
<p class="first1">出張中の機中で読了したカズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞後の最新長編となる本著「クララとお日様」となります。本作で扱っているAF（Artificail FreiendというAIアンドロイド）が社会に浸透している近未来の世界観とテーマといい、<strong class="marker-P-orange">本作以外の著作に共通している読後の簡単には言い表せない感動というか余韻といい、まさにノーベル文学賞作家の著作という言葉しか出てこないと言った感想</strong>でしょうか。<br />
　AF（人工親友）であるクララと近未来の遺伝子操作と思われる「向上処置」を受けた少女であるジョッジーとの出会いから始まる本書のストーリーは、途中のジョッジーが置かれている境遇と彼女の死を想定した大人達のAFであるクララを利用した対応策？のスリルというかグロテスクさと合間って、読み物としても一気に引き込ませるもう感嘆しかない筆致です。<br />
　その過程で徐々に見えてくる本著の格差社会（幼年期しか可能性のないかつ死のリスク？もある向上処置のシステム実施の是非）とクララであるAF（人工親友）へのモノとも人とも言えない扱いは、最初に読んだ著者の本であった「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMBO2?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)" target="_blank" rel="noopener">わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)</a>」を彷彿させるものがあります。<br />
　物語の結末としてはハッピーエンドとも言えなくもないのですが、最初から最後まで<strong class="marker-P-red">人工親友であるクララの視点で描かれる近未来の人類社会への洞察と警鐘、人間の「心」と愛情の本質への問いかけを全て同時に読者に想起させつつ一つの小説として読ませるストーリーは、普遍的なテーマと相まってもう早くも文学史に残る名著になる</strong>のは想像に難くありません。</p>
<p><span id="more-8200"></span><br />
　本著の中で名文も数ある中でやはり一番を挙げるとすれば巻末の解説にもありましたがAFであるクララが作中で述べる「<strong class="marker-P-yellow">カバルディさんは、継続できないような特別なものはジョジーの中にはないと考えていました。＜中略＞でも、カバルディさんは探す場所を間違ったのだと思います。特別な何かはあります。ただ、それはジョジーの中ではなく、ジョジーを愛する人々の中にありました</strong>」のくだりでしょうか。昨今の科学が示唆する人類がもう時期届くと自負している脳のコピーや不老不死テクノロジーへの、一つの戒めとも取れるところでしょうか。　昨年末から随分と完読した<strong class="marker-P-green">最新の不老不死テクノロジー本で述べられている唯物論的な脳や意識のコピーに対する楽観的な風潮に対しての、イシグロ氏の強烈なアンチテーゼ</strong>とも受け取れなくもありません。<br />
　その一方で、人工親友のクララが信じるお日様のパワーとジョッジーを救うがための一見常軌を逸しているかの行動とそれを支えるジョッジーへの愛情と使命感こそが人類が理想に考える無償の愛の具現化でもあり、それが<strong class="marker-P-blue">人工知能のクララのみが一番に具現化しているという皮肉というよりはもう少し深い「愛」とは何なのかを、読者に考えさせるイシグロ氏の手腕と、クララを通して人工知能への期待と可能性も見て取れて、本当に読んだ読者に深いテーマを考えさせる手法に降参</strong>といったところでしょうか。<br />
　実はしばらく本著の存在を知らなかったのですが、２０２３年には上梓されていたということで、イシグロ氏の次の著作に何年後に出会えるかは分かりませんが、今から楽しみにまた生きていくといったところでしょうか。</p>
<p>　解説に述べられている最後の一文の描写の意味や、全体を通しての考察については、下記のサイトが非常に分かりやすかったので、リンクを紹介させていただきます。</p>

	<div id="blogcard" class="blogcard ex">
	<a href="https://note.com/kuma_shika/n/n144c6ede5b0b" target="_blank">
	 <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://s.wordpress.com/mshots/v1/https%3A%2F%2Fnote.com%2Fkuma_shika%2Fn%2Fn144c6ede5b0b?w=170&h=170" width="170" /></div>
	 <div class="blogcard_content">
	  <div class="blogcard_title">クララとお日さま考察（サイコパス性に着眼）</div>
	  <div class="blogcard_excerpt"></div>
	  <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=note.com">  <i class="icon-external-link-alt"></i></div>
	 </div>
	 <div class="clear"></div>
	</a>
	</div>
<p>　さすがのノーベル文学賞作家の最新作ということで<strong class="marker-P-orange">あっという間に読了してしまい何だか勿体ない感じがしなくもありませんでしたが、本当に次回作を楽しみにまた過ごしたい</strong>と思います。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="rating-number">5</span></div>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2011/05/27/post_106/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2011/05/41H0RqxVxyL.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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          <div class="blogcard_title">「わたしを離さないで」を読みました</div><div class="blogcard_excerpt">1月に映画を観てから、ずっと読みたいと思っていた本書をようやく読み終えることができました。一言で言えば映画と全く同じ感想……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2011年5月27日</time></span>
                          <span class="view-count">2125 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2018/04/18/buriedgiant/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517d2toL%2BgL.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2018年4月18日</time></span>
                          <span class="view-count">2478 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
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		<title>終末SFの古典「地球最後の日」と小惑星接近の可能性！？</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2025/02/06/whenworldscollide/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Feb 2025 22:49:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[昨年後半からずっと自己啓発関連本やアンチエイジングの書籍ばかり読み続けていたので、少し頭の休憩として昨年夏に帰省時に古本で購入していた「地球最後の日」というSF小説を読了しました。邦訳初版は１９９８年とのことですが、原著 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488710018?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="地球最後の日 (創元SF文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/61Wj9CIeRtL._SL500_.jpg" width="355" height="500" alt="地球最後の日 (創元SF文庫)" /></a></p>
<p class="first1">昨年後半からずっと自己啓発関連本やアンチエイジングの書籍ばかり読み続けていたので、少し頭の休憩として昨年夏に帰省時に<strong class="marker-P-green">古本で購入していた「地球最後の日」というSF小説を読了</strong>しました。邦訳初版は１９９８年とのことですが、原著である「When Worlds Collide（世界が衝突する時）」は１９３３年に上梓とのことなので、なんと戦前の書籍ということになります。著者のワイリー＆パーマー（フィリップ・ワイリーとエドウィン・パーマーの共著とのことです）ももちろん全く存じ上げないのですが、小惑星が飛来して地球に衝突するというモチーフの古典ということで、楽しみに読ませていただきました。<br />
　冒頭の小惑星を捉えた<strong class="marker-P-blue">写真がガラス版だったり、それを携えて南アフリカからアメリカまで旅するなど現代では考えられないような情報伝達経路が描写されていて面喰いますが、戦前に発刊された書籍</strong>ということを考えれば頷けなくもありません。むしろ、それ以外の主人公格のトニーや地球脱出の私設機関？を率いるヘンドロン博士が進める計画の過程は当時の時代背景にしてはよく練られた感があり、現代の我々が読んでも充分楽しめる展開です。トニーの使用人として出てくるのが日本人というのが何とも時代なのでしょうか！？</p>
<p><span id="more-8193"></span><br />
　衝突する小惑星が衛星を伴っていて２つあり、地球に衝突するガス小惑星と入れ替わりで地球の軌道に残るであろうと思われる岩石惑星がセットで飛来するというのがミソであり、衝突する前にもう一つの岩石惑星に宇宙船で脱出するというのがストーリーの骨子になっています。その過程で一旦すれ違った際に起きる地球規模の大災厄により崩壊した秩序の中で、脱出する機関の人々と難民化した暴徒との攻防でかなりの人数が失われるなど、<strong class="marker-P-yellow">後世の色々な終末SFのモチーフになったような要素が一通り盛り込まれている感じがあり、読んでいると既視感</strong>がしなくもありません。そういった意味では、後世の小惑星衝突もののSF小説に影響を与えたのかと思わなくもありません。</p>
<p>　結末は例によって２基脱出した宇宙船のうち１基は無事に到着し、惑星も何とか居住可能というところでハッピーエンドで終わる小説ではありますが、国連も組織されていない時代の小説ということで、国家ならぬ学者の私設機関で宇宙に脱出するというところが当時の時代状況を反映していると言えなくもない印象ではあります。</p>
<p>　ちょうどこの小説を読んでいる最中に、タイムリーではあるのですが、下記のようなニュースが新聞にも掲載されていて少しドキドキしました。実際に衝突するのかの計算が数年経たないと分からないというのも、ちょっともどかしい感じがします。ちなみに<strong class="marker-P-orange">小説の中では戦前にも関わらずほぼ衝突するコースとタイミングは相当事前に判明しているという描写がありましたので、１００年近く前の小説ではありますが、予測精度や時期はあんまり進歩していない</strong>気がしなくもありません。</p>

  <div id="blogcard" class="blogcard ex">
    <a href="https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG30E790Q5A130C2000000/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5939978030012025000000-1.jpg?auto=format&amp;bg=FFFF&amp;crop=focalpoint&amp;fit=crop&amp;h=630&amp;w=1200&amp;s=7c7e4849d27fde34b4b2bc024fb528ab" alt=""><span class="cat-data"></span></div>
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          <div class="blogcard_title">2032年に地球衝突？小惑星発見　NASA「可能性は1%」 - 日本経済新聞</div><div class="blogcard_excerpt">【ニューヨーク=川原聡史】2032年に地球に衝突する可能性がある小惑星が見つかった。天体の直径は40〜100メートルと推……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG30E790Q5A130C2000000/" alt="">https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG30E790Q5A130C2000000/ | 日本経済新聞</div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>

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    <a href="https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG313IT0R30C25A1000000/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5945126031012025000000-1.jpg?auto=format&amp;bg=FFFF&amp;crop=focalpoint&amp;fit=crop&amp;h=630&amp;w=1200&amp;s=a8a112484eb418180303cef1029de56a" alt=""><span class="cat-data"></span></div>
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          <div class="blogcard_title">小惑星の地球衝突どう備える　NASA、2032年に確率1% - 日本経済新聞</div><div class="blogcard_excerpt">2032年に「1%以上」の確率で地球に衝突する恐れのある小惑星が新たに確認された。小惑星などの危険度を示す指標は11段階……</div>
          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG313IT0R30C25A1000000/" alt="">https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG313IT0R30C25A1000000/ | 日本経済新聞</div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
<p>　大分古い時代の古典なので、ギャップがあり過ぎて楽しめるか不安でしたが、なかなか読み応えのある終末小説でしたので、機械があれば一読してもよいのではないでしょうか。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="far fa-star"></span><span class="rating-number">3.5</span></div>
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		<title>ブライアン・オールディスの元祖終末小説「子供の消えた惑星」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2024/01/28/graybeard/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Jan 2024 21:29:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[先に読了した「寄港地のない船 (竹書房文庫)」に続いてのブライアン・オールディスの著作である「子供の消えた惑星 (創元推理文庫 640-2)」を読んでみました。核実験の延長である宇宙での核実験で、地球を宇宙放射線から保護 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="alignlefthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488640036?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="グレイベアド―子供のいない惑星 (創元SF文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/41vX+Hn8zpL._SL500_.jpg" width="358" height="500" alt="グレイベアド―子供のいない惑星 (創元SF文庫)" /></a></p>
<p class="first1">先に読了した「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B013UHSFK6?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="寄港地のない船 (竹書房文庫)" target="_blank" rel="noopener">寄港地のない船 (竹書房文庫)</a>」に続いてのブライアン・オールディスの著作である「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488640028?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="子供の消えた惑星 (創元推理文庫 640-2)" target="_blank" rel="noopener">子供の消えた惑星 (創元推理文庫 640-2)</a>」を読んでみました。核実験の延長である宇宙での核実験で、地球を宇宙放射線から保護しているヴァンアレン帯が不調となり、全人類が放射線にさらされて不妊化してしまった近未来（というか小説の発行年から考えるとまさに今の年代にあたるのでしょうか）を描いた物語です。<strong class="marker-P-orange">この子供が生まれなくなるシチュエーションで、人類社会がどうなってしまうのかというのは、SFの一つのモチーフとしては割とある</strong>のでしょうが、私が生まれる前に作品を発表していたブライアン・オールディスの著作としてこのモチーフの長編があったというのは、結構驚きです。</p>
<p><span id="more-7836"></span></p>
<p class="alignrighthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4488640028?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="子供の消えた惑星 (創元推理文庫 640-2)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51IX9p0lYfL._SL500_.jpg" width="225" height="300" alt="子供の消えた惑星 (創元推理文庫 640-2)" /></a></p>
<p>　ちなみに復刻版は主人公である「灰色ひげ(Gray Beard)」がそのまま書籍のタイトルになっているようですが、私がAmazonの古本で入手したものはこの写真のそのものなのですが、「子供の消えた惑星」というタイトルとなっています。原書が１９６４年、この深町真理子さんの最初の邦訳版も１９７６年が初版とのことなので、もう私が生まれる前とその直後ぐらいの書籍ということになります。<strong class="marker-P-blue">ストーリー自体は先の通り放射線異常で不妊化した人類社会が緩やかに崩壊している過程を、主人公の一行が河を下る冒険譚的な過程で、過去を振り返りながら描写していくという、ロードムービー的な雰囲気の中、子供が存在しない世界が崩壊していかざる得ないシミュレーション的な要素も含みつつ進行していくといったところ</strong>でしょうか。</p>
<p><a href="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-225x300.jpg" alt="" width="225" height="300" class="alignleft size-medium wp-image-7840" srcset="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-225x300.jpg 225w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776.jpg 768w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-1152x1536.jpg 1152w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-1536x2048.jpg 1536w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-195x260.jpg 195w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-300x400.jpg 300w, https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2024/01/s-2024-01-28_11-31-55_776-375x500.jpg 375w" sizes="auto, (max-width: 225px) 100vw, 225px" /></a>　そんな<strong class="marker-P-green">救いのない近未来社会の描写とその先の希望が消えたと思われる社会で、主人公とその伴侶の前向きな人生観に救われつつ、周囲の人の狂気が実は最後で救いの希望に昇華していくといったところは、なかなか予想させない展開で読み応えがあります。ネタバレとなりますが、終盤でなぜ子供の姿が全く存在しなくなるのかの理由の一つが、結局は人の社会の救いのなさというか、崩壊した社会で子供が生き延びる唯一の解を見せられたようでもあり、何とも言えないラスト</strong>ではあります。</p>
<p>　随分と前に映画で観た似たようなモチーフで「トゥモローワールド」という映画がありましたが、こちらの映画とは違い、近未来シミュレーション的でありながら、時系列的に人類社会が崩壊（そして再生？）していく過程をシビアに描写している点については、ブライアン・オールディスの方が格上でしょうか。</p>

  <div id="blogcard" class="blogcard inblg">
    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2006/11/25/post_12/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2006/11/061125_childrenof_movie-1.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2006年11月25日</time></span>
                          <span class="view-count">2183 Views</span></div>
        </div>
      <div class="clear"></div>
    </a>
  </div>
<p>　随分と古い書籍でありながら、全く時代性を感じないむしろ当時の核戦争の警鐘でもあり、今現在の社会システムへの警告でもある本書が、ほぼ絶版扱いなのは残念です。<strong class="marker-P-blue">色々と著作権の問題もあるのでしょうが、こういった古典こそできればKindleで入手できるようにしてもらえればなと思わなくもありません</strong>。ちなみに古本の本書のカバー裏にはブライアン・オールディスのものと思われるサイン（多分コピーとは思います）が、印字されているという特典はありました。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="far fa-star"></span><span class="rating-number">4</span></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>早くも！？シリーズの最終章「有害超獣ー極秘始末書」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2023/12/05/yugaityojyulast/</link>
					<comments>https://www.shintoko.jp/engblog/2023/12/05/yugaityojyulast/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 05 Dec 2023 22:18:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[初刊から気に入って購買していた「有害超獣」シリーズですが、今回の「有害超獣ー極秘始末書」で最終章とのことです。これで打ち切りとなるのかどうかは相変わらずセルフパブリッシュのようなシンプルな画集のような書籍からは定かではな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0C6PT1PXH?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="有害超獣 極秘始末書　-Toy(e) Art File-【電子特典付き】 有害超獣 極秘報告書" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51CCBP4o0BL._SL500_.jpg" width="354" height="500" alt="有害超獣 極秘始末書　-Toy(e) Art File-【電子特典付き】 有害超獣 極秘報告書" /></a></p>
<p class="first1">初刊から気に入って購買していた「有害超獣」シリーズですが、今回の「有害超獣ー極秘始末書」で最終章とのことです。これで打ち切りとなるのかどうかは相変わらずセルフパブリッシュのようなシンプルな画集のような書籍からは定かではないのですが、初回本から気に入って購入していた者としては少し寂しい限りです。<br />
　ただ初回と二冊目の横長の非定型の装丁と画集のようなスタイルの書籍から、前作の三冊目は完全にブレイクした感じでしたので、ちょっと新鮮味が薄れて来ていたところではあったので、四冊目で完結というのもちょうど良いのかも知れません。<strong class="marker-P-red">初回から続いている独特の画風は最後まで健在で、日本の国内の日常風景に超獣が紛れている世界観には楽しませてもらいました</strong>。</p>
<p><span id="more-7805"></span></p>
<p>　特に最終章だからといって、超獣の最終結論が出るわけでもなく、超獣の種明かし！？があるわけではない本書ですが、前作からあった逃亡した区役所職員が超獣化してそれを退治するといったストーリーが付与されています。前回から前面に出ていた区役所や四課の職員達は少し鳴りを潜めた感じでしょうか。</p>
<p>　前作でコミック化もなされたということで、ちょっと路線がどうなるのか心配でしたが、<strong class="marker-P-orange">最後はやはり超獣がきちんと主役というところで、結末を迎えたのは安心しか感じ</strong>です。</p>

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        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51MgrlogXoL._SL500_.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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    </a>
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<p>　一旦、超獣シリーズは終了なのかも知れませんが、この独特の画風と日常に超獣が紛れ込むという世界観はやはり秀逸だと思いますので、著者の次作以降の活躍を期待しています！</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="far fa-star"></span><span class="rating-number">3.5</span></div>
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		<title>世代宇宙船の古典傑作「寄港地のない船」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2023/12/04/nonstop/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 04 Dec 2023 22:12:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[先日に「宇宙の孤児」という世代宇宙船が登場する古典SFを読了した際に、検索で引っ掛かったのが本書だったのですが、作者がブライアン・オールディスという英国のSF巨匠でもあるということで、非常に楽しみに読んでみました。 　既 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="alignlefthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B013UHSFK6?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="寄港地のない船 (竹書房文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/516RUGm4ftL._SL500_.jpg" width="352" height="500" alt="寄港地のない船 (竹書房文庫)" /></a></p>
<p class="first1">先日に「宇宙の孤児」という世代宇宙船が登場する古典SFを読了した際に、検索で引っ掛かったのが本書だったのですが、作者がブライアン・オールディスという英国のSF巨匠でもあるということで、非常に楽しみに読んでみました。<br />
　既に<strong class="marker-P-yellow">航行の目的が忘れられた世代宇宙船に人類が「部族」という単位で中世レベル？の社会システムで住み着いているところから始まる本書は、「宇宙の孤児」でも他の世代宇宙船でもみられる設定</strong>ではあります。ここら辺は、古来から世代宇宙船に対してのネガティブな観測というか、なかなか世代を超えて目的や文化のアイデンティティを保持するのは難しいのではという現実的な見解に基づいているとは思うのですが、そうすると本当に世代宇宙船を建造するような未来には相当なネックになるのだろうと予想されます。<br />
<span id="more-7792"></span></p>
<p class="alignrighthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4150102244?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51l8vqDGXFL._SL500_.jpg" width="202" height="300" alt="地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)" /></a></p>
<p>　　本書の主人公はそんな「部族」の一員である狩人のロイが世界である宇宙船の前部へ向かうというストーリーで始まるのですが、この世代宇宙船の構造がデッキで分断されている世界、主たる食糧である植物のお生い茂る船内という環境で、未知の「よそ者」や「巨人族」という設定が本書の大事な最後の謎解きの伏線になっています。<br />
　結構な昔に「地球の長い午後」を読んだ際も<strong class="marker-P-green">気の遠くなるような未来の果ての地球のそのまた人類の末路？を描かれていましたが、今回の著作もある意味では長い人類の恒星間航行の末路を描いているということでは、モチーフは似ている</strong>のかも知れません。<br />
　ネタバレではあるのですが、他の世代宇宙船が出てくる小説と趣が異なるのが、<strong class="marker-P-blue">本書の目的地が既に当初の目的地には到達して地球に戻る途中であるといったところでしょうか。少なくとも最初の航海では目的は達して、地球へ戻る世代で起きた異変という設定であるのですが、その設定がまたラストと本書が置かれている状況の伏線</strong>にもなっています。ここら辺の発想も同じモチーフの世代宇宙船という小説の中でも独自の設定を編み出すことで、物語全体の中核としている著者ならではの才能なのではと思います。</p>
<p>　しかし英国SF界の巨匠とも言えるブライアン・オールディスですが、Amazonに流通している著作はこの２作ぐらいで、後は古本を探らなくてはいけない状況というのはなんとも嘆かわしい限りです。以前に読んでいた<strong class="marker-P-red">スティーブンバクスターと同様に絶版や未翻訳が多い状況は、今後改善されるのでしょうか！？</strong></p>

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    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2023/09/06/orphansofthesky/" target="_blank">
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        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://www.shintoko.jp/engblog/archives/images/2011/08/110810_timlikeinfinity-1.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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    </a>
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<p>　まあなんにしても一読の価値のあるSF古典だと思います。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="rating-number">4.5</span></div>
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		<title>サイロの中のディストピアSFーウール三部作</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2023/11/17/woolshiftdust/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Nov 2023 20:44:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[久しぶりの３部作SF小説を読了してみました。第一作のウール上下巻と二作目のシフト上下巻、最後となる三作目のダスト上下巻の計６巻ですが、あっという間に読めてしまいます。内容としては、荒廃した近未来の地球でサイロと呼ばれる地 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="alignlefthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041010152?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="ウール 上 (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/61VWGXPSYsL._SL500_.jpg" width="354" height="500" alt="ウール 上 (角川文庫)" /></a><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041010160?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="ウール 下 (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51BOLUN+e+L._SL500_.jpg" width="359" height="500" alt="ウール 下 (角川文庫)" /></a></p>
<p class="first1">久しぶりの３部作SF小説を読了してみました。第一作のウール上下巻と二作目のシフト上下巻、最後となる三作目のダスト上下巻の計６巻ですが、あっという間に読めてしまいます。内容としては、<strong class="marker-P-orange">荒廃した近未来の地球でサイロと呼ばれる地下の高層構造の施設に避難して世代を重ねて暮らす人類の話から始まるディストピア小説</strong>ではあるのですが、一作目のサイロ中心の話であるウールから二作目のシフト（この題名に謎が隠されているのですが）となると一気になぜサイロのような施設があるディストピアが誕生したのかという謎が分かる巻となり、そして三作目のダストで伏線が回収されて希望のある？未来に続くラストといった流れでしょうか。</p>
<p><span id="more-7738"></span></p>
<p>　「ウール」の上下巻からはなかなか想像が出来なかった展開の「シフト」で、この小説の背景たるディストピアが生じた近未来の世界の状況が描かれているのですが、<strong class="marker-P-red">人類破滅のアイデアとしてナノマシンたるウィルスが要因となるのは、COVID-19の記憶がまだ新しい昨今では何とも肌寒い感覚がするモチーフ</strong>ではあります。実際に小説で描かれたような選択型のナノマシンが開発されるような事態になれば、キラーウィルスと機能は同じということでしょうから一つの人類の脅威としてはなかなか怖いものがあります。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041014409?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="シフト (上) (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/612N5gOQ1oL._SL500_.jpg" width="354" height="500" alt="シフト (上) (角川文庫)" /></a><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041014417?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="シフト (下) (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/619SSydNOVL._SL500_.jpg" width="353" height="500" alt="シフト (下) (角川文庫)" /></a></p>
<p>　こういった三部作での展開もののディストピア小説というと、<strong class="marker-P-blue">大分前に読んだ「パインズ」シリーズのモチーフを想い出しましたが、アメリカはシーズンもののドラマが制作されている文化もあるのでしょうが、うまく三部作に収めつつ読者を飽きさせない工夫は上手</strong>なのでしょうか。確かに途中からシーズンもののドラマを見ているような錯覚になる感じがしなくもありません。</p>

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    <a href="https://www.shintoko.jp/engblog/2019/03/31/pines/" target="_blank">
        <div class="blogcard_thumbnail"><img decoding="async" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61upSJq2LVL.jpg" alt=""><span class="cat-data">映画と書籍と文化</span></div>
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          <div class="blogcard_link"><img decoding="async" class="favicon" src="https://www.shintoko.jp/engblog/wp-content/themes/engblogth/images/favicon.ico"" alt="">ところによりエンジニア<span class="article-date"><i class="far fa-clock"></i><time>2019年3月31日</time></span>
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<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041015464?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="ダスト (上) (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51NHlQkzBkL._SL500_.jpg" width="355" height="500" alt="ダスト (上) (角川文庫)" /></a><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4041015472?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="ダスト (下) (角川文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51rP8MTi5JL._SL500_.jpg" width="356" height="500" alt="ダスト (下) (角川文庫)" /></a></p>
<p>　最後のシフトの顛末はネタバレも含んでしまいますが、最初のウールの伏線と次作のシフトのエピソードも上手く絡めて、サイロの崩壊含めて希望へと繋がる未来の結末といった感じでしょうか。</p>
<p>　実際に<strong class="marker-P-yellow">サイトの機能が数世紀も持つのかとか（特に少なからず建築の仕事もしている身からは疑問点が多すぎるきらいはありますが）テクノロジーとはいえ都合よくサイロ以外の人類が死滅するのかとか、ハードSF的に深堀していくときりがありませんが、そういった科学的な考証は脇において普通にエンターテインメント小説として面白い</strong>ので、お勧めではあります。正直なところラストへ至る怒涛の展開は、映像化のアクションを既に意識している！？のではと勘繰りたくなるような流れではあるものの、これが映像化されたドラマだったら普通に目が離せない面白い作品だなというのは納得してしまいます。</p>
<p>　こういった<strong class="marker-P-green">ドラマのモチーフとして逸材なSF小説を生み出せるのも、アメリカの創作パワーが衰えていない感じがして改めてネタの源泉を生み出せる国なのだなと妙に感心してしまいました</strong>。あまり肩を凝らずに読めるエンターテインメント小説としてお勧めです。</p>
<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star-half-alt"></span><span class="far fa-star"></span><span class="rating-number">3.5</span></div>
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		<title>破壊された地球完結編！「輝石の空」</title>
		<link>https://www.shintoko.jp/engblog/2023/09/11/thestonesky/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[hosonium]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 11 Sep 2023 21:49:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画と書籍と文化]]></category>
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					<description><![CDATA[ちょっと前にAmazonのKindleで購入はしていたものの、途中で止めていた完結編ですが、ようやく読了しました。例によって初刊から少しとっつきにくい語部調の文体と誰が何をどの立場で喋っているか（語っているのか）すぐには [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="alignlefthead"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BS8PGJ4P?tag=shintoko00-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" title="輝石の空 〈破壊された地球〉三部作 (創元SF文庫)" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://m.media-amazon.com/images/I/51h6ety8JPL._SL500_.jpg" width="356" height="500" alt="輝石の空 〈破壊された地球〉三部作 (創元SF文庫)" /></a></p>
<p class="first1">ちょっと前にAmazonのKindleで購入はしていたものの、途中で止めていた完結編ですが、ようやく読了しました。例によって<strong class="marker-P-green">初刊から少しとっつきにくい語部調の文体と誰が何をどの立場で喋っているか（語っているのか）すぐには分からない二人称、三人称で決して読み易い小説ではない</strong>と思います。それでもついつい謎の答えが知りたくて読み進めていき、この完結編の途中からは一気に読んでしまいました。<br />
　最初から完全に別宇宙の地球のファンタジーとも読み取れる舞台が、実はリアルな地球の未来でもなくはなさそうな設定とハードSFでありつつも魔法的なファンタジー？（特に地球が意志を持つ存在？）でもある設定は、最後までSFよりかファンタジーよりかは分からずじまいです。それでも<strong class="marker-P-orange">全体として小説として崩れていないのは、やっぱり主人公の女性であるナッスンを中心に描かれている人間性のドラマがしっかりしている</strong>からだと個人的には感じています。</p>
<p><span id="more-7712"></span></p>
<p>　それでもこれだけ癖のある文体と<strong class="marker-P-red">SFなのかファンタジーなのかあいまいな境界線の本書は読み手を選ぶというか、評価が分かれる作品であることは間違いない</strong>と思います。そんな本書ですが、数年かけて発刊された三部作を正直なところ待ち侘びたという感もなかったのですが、最後まで読ませるところは立派にSF賞を総なめしている力作の証なのかと思います。</p>
<p>　地球の地殻を操れる<strong class="marker-P-yellow">エスパーたるオロジェン（ロガ）の存在とその差別的な立ち位置、最後にそれらが起因して月を取り戻すか世界を石喰いたる亜人間に変えてしまうかの争いは、最近流行った日本の漫画の一つ「進撃の巨人」のモチーフに通じるところもあり、人間社会の業をきちんと描き切っている物語</strong>でもあります。最終巻で明らかになるオベリスクのハイテクとしての存在意義とオロジェンが生まれた謎なども、伏線がきちんと回収されつつ、現代の地球に通じる人類の課題を網羅しているところで、高い評価を得ているのは納得できます。</p>
<p>　読者の評価を分けている読みにくい文体と二人称（三人称）も、物語を単純化させない表現かと思えば納得できるのではないのでしょうか。恐らくは二度三度と読み返すとより味わい深い作品となるのは間違いないのですが、読みたい本が順番待ちしている現状では、読み返す機会はしばらく先になりそうです。それでも<strong class="marker-P-green">読後感の面白さとSF（ファンタジー）としての世界観の設定の緻密さは読んで間違いない傑作</strong>かと思います。</p>
<p>　本書の著者であるN・K・ジェミシン女史の長編処女作とのことですが、是非次回作も期待したいと思います。</p>

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<div class="rating-star"><span class="rating-title">本作品の評価：</span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="fas fa-star"></span><span class="far fa-star"></span><span class="rating-number">4</span></div>
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