Sun

04

Jun

2017

車も新車になったということで、クアラルンプール近郊(といっても120km位離れていますが)の世界遺産の古都であるマラッカにドライブで日帰り旅行に行ってきました。モントキアラの自宅から高速に乗ると間もなく、ナビソフトのWAZEの表示が「120km先を左」みたいな案内になって、ひたすら南下していきます。大分慣れましたが、マレーシアは人口の割には高速道が発達していて、120km離れている場所でも賞味2時間程度で着いてしまいます。特に往きは空いていたので、1時間半程度で目的地であるマラッカ市内のショッピングモールであるMahkota Paradeに着きます。さすがに断食期間中の午前中ということで、駐車場も空きが目立ちました。大体、家を9時過ぎに出て、11時前には着いたので2時間掛かっていない計算でしょうか。
 さっそく名物のオランダ広場を徒歩で目指します。目印はムラカ・キリスト教会の時計塔です。そこまでは、新しいモール経由で徒歩でも10分程度です。途中に昨今のマラッカ名物?らしいデコレートされたトライシクル(3輪自転車)が、これでもかというスピーカーの音量で大量に通り抜けていました。結構乗っている観光客もいるようで、需要はあるのでしょうが、雰囲気は台無しな感じです。
 オランダ広場に出ると、すぐ脇に歴史博物館(スタダイス)への階段があるので、そこを上ってまずは博物館巡りをしました。この博物館はマラッカを中心にマレーシアの歴史が大体ビジュアルで分かるようになっていて、年代ごとのマラッカの精巧なジオラマもあります。スルタンの時代から、ポルトガル>オランダ>イギリス>日本の順で植民地時代を過ごしていたのが分かるような構成です。じっくりと見ると1時間程度は掛かるかと思います。見学しているうちにお腹が空いてきたので、昼飯はマラッカでは有名店らしい海南鶏飯団(Hainan Chiken Rice Ball)というジョンカー・ストリート入り口にあるお店を目指します。しかし、行ってみるとお店の外にも数十メートル並んでいる人気振りで、断念しました。仕方がないので、ジョンカー・ストリートを少し歩いた路地にあった同じくHainan Chikenのお店に入りました。一応、そこでもマラッカ名物のライスボール(マラッカではご飯がお団子みたいに小さく丸く握って出てくるようです)も食べれたので良かったです。
 その後にそのまま路地裏の先にあったババ・ニョニャ・ヘリテージという民家をそのまま民俗博物館にしたような博物館に入って、涼みながらしばし昔のマラッカの家を見学しました。実際の昔の民家をそのまま展示しているので、リアルな感じでお勧めです。
 博物館を出ると出発予定の3時に近づいていたので、駐車場に戻りつつセント・ポール教会がある丘を登ってみました。そこからは海も見えて、最初に観た博物館のジオラマ通りのマラッカの丘陵地帯である地形が見渡せます。
 結局マラッカを出発したのは3時半過ぎになりましたが、それでも6時前にはモントキアラの自宅に着くことが出来ました。マラッカ自体はちょっと観光地化され過ぎている感じがしたものの、マレーシアの歴史が凝縮されているようなエリアですので、住んでいる方は一見の価値ありでしょうか。しかし、渋滞がないマレーシアは車での移動は便利ですね。後は運転手が私一人だけというのが、ネックではありますが。。。

 
・旅の起点のマコタ・パレードというモール。ここにもガンプラがあって、さすがバンダイという感じ

 
・歴史博物館のジオラマです。市内からマラッカ川が見えます。

 
・ババニョニャヘリテージです。右は丘の上の教会です。涼しい場所です。

 
・丘の上からは市内が見渡せます。右は最後にあった遺跡みたいな場所です。


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