物理学」タグアーカイブ

Wed

16

May

2018

ここのところ続けて宇宙論の書籍を読み進めていましたが、流れは同じものの、一度、物理学の視点からの書籍ということで、松浦壮氏の「時間とはなんだろう」を読んでみました。”はじめに”のところで「最先端の物理学は、人類史上初めて、時間の真の正体を捉えつつあるという静かな興奮の中にいます」とあり、古来から自分を含めて世界中の老若男女が一度は思ったであろうこの問いかけに答えが見えつつあるというのは、静かな興奮どころか大興奮ではないでしょうか!?
 と言う事で、本文を読む前から物凄い期待をしつつも、数ある宇宙論書籍で読み尽くした感のある古典物理学から量子力学のおさらいで終わるのかなと(もちろんそれはそれで何度読んでも飽きないので、何冊も宇宙論の入門書を読んでいる訳なのですが)思いつつ読み始めました。
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Sun

01

Feb

2015

気が遠くなる未来の宇宙のはなし

先の「眠れなくなる宇宙のはなし」に引き続いて読了した今回の「気が遠くなる未来の宇宙のはなし」でしたが、後述する最後の夜(章)の著者の佐藤さんのお話が、まさに私がかねてから想像というか(妄想でしょうか!?)これこそが究極の人類の目標ではないかという記述がありました。最初の「眠れなくなる~」も同様でしたが、佐藤さんの丁寧な解説というか解説を超えた分かり易い語り口で、最初から最後までどんどん引き込まれます。それでも内容としては、既に読んでいる他の最新宇宙論に出てくるマルチバース論や加速膨張する宇宙の最後の空虚な姿などは、最近のハードSFの土台にもなっているものです。
 何度か他の本でも読んでますし、ハードSFにも出てくる姿なのですが、膨張しきった宇宙の最後が素粒子すらも存在しない終わり方というのは何とも寂しいものです。しかし、本書には現在ではまだ解明されていないダークマター(ダークエネルギー)が今後の大統一理論の鍵を握るということで、かつてのニュートン力学に対する相対性理論のようなインパクトがあるのではと予想しています。それであれば現在の宇宙論で予想されている宇宙とはまた違った終わり方となる可能性の方が高いですね。
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Thu

08

Jan

2015

眠れなくなる宇宙のはなし

著者の佐藤勝彦さんの書籍は何度か読んだ記憶がありますが、著作の中でも代表的と言える本書「眠れなくなる宇宙のはなし」を読んでみました。何冊か読んだ宇宙論のなかでも、佐藤さん著作の本はほんとに分かり易いです。ともすれば身近でない生活に関係のない宇宙論しいては天文学の意義について、一般の人にも分かり易く解説している姿勢は、好感を通り越してなんだか申し訳ない限りです。たまに言及されている(道楽に見えてしまう!?)生活に関係のない天文学につぎ込まれる税金についても、身近な例で活用されている成果などの話は、非常に参考になります。
 何より、何故、人はそもそも宇宙(天文学)に興味を持つのか?その根源的な問いに関して、天文学の歴史に絡めて非常に分かり易く解説されているのが本書と言えます。
≪ 「眠れなくなる宇宙のはなし」で寝不足に。。。 ≫の続きを読む