Mon

25

Feb

2019

目からウロコの英語勉強法「海外ドラマはたった350の単語でできている」

この本も年末年始の帰省時に買っておいて最近まで読んでいなかったのですが、ふと手に取って読み始めたのですが今まで膨大な(という程でもありませんが、2,30冊程度は読んだかも…)英語勉強法を読み漁っては試して挫折を繰り返してきた過去でしたが、この本は間違いなく今までの生涯で読んだ中で一番のそして目からウロコ!が落ちた英語勉強法の本です!実はあまりに凄い本だったので、流し読みしてからじっくり付箋とマーカーを付けながら読み直しているので、まだ読了しきれていないのですが、今まで海外駐在を決めたかれこれ10年前からも取り組んできた英会話向上の間違いなく切り札になる勉強法が載っている本と言えるのではないのでしょうか。この「海外ドラマはたった350の単語でできている」という長いタイトルと(失礼ながら)あか抜けない装丁から、よくある英会話勉強法の一つかとほとんど期待もせずに何となくネットで購入してみましたが、読み始めてみると著者のCozyさんが苦労して会得?した英会話の学習法が余すことなく記載されています。

 英語勉強法といってもTOEICから英検、そして英会話などなどジャンルは幅広いと言えますが、それらの中でこの「海外ドラマはたった350の~」は英会話勉強法と言えます。著者のCozyさんが実際に留学された際に英会話に苦労した体験から辿り着いた勉強法と言えますが、その前提のいわゆる分析にあたるところが秀逸かつこの書籍のキモだと言えます。タイトルの通り英会話勉強法としておすすめされた海外ドラマを分析してみた意外な?結果を、詳細かつ理論的?というかデータに基づいた裏付けで冒頭に述べられているのですが、その結果が書籍のタイトルそのものである「海外ドラマはたったの350の単語でできている」というものなのです。実際に分析した海外ドラマは、今となってはちょっと古いシチュエーションコメディーにはなりますが、SATCの略語まである「Sex and the City」というドラマで、それらの会話を分析してみた結果が、タイトルの通りの結果です。もちろん、本当に350語だけであるはずはないのですが、要するに会話に出てくる頻度を分析すると1,000回以上出てくる単語が49個(横綱と呼んでいる)、100回以上出てくる単語が286個(これらは大関!)でその合計数がタイトルにもある350の単語となる訳で、これら350の単語だけで全会話の80%を構成しているとのことです。

 実際にこの考察の真偽(もちろん本当だと思いますが)や是非はもちろん本質ではなく、ようは英会話という目的のために必要な学習法の根本をきちんと分析しているというところが素晴らしいのだと思います。このデータをベースにどうしたら一番早く(効率よく)英会話の向上という目的を達せられるかというベクトルを決める意味で、非常に重要な考察です。書籍の構成はこの分析を導入に、その後、「じゃ、どうやって勉強するべきか」ということが、具体的かつ非常に分かりやすく述べられています。大きくはSpeaking(話す)とListening(聴く)の柱があって、かつその2つの柱の関係性も分かりやすく(全体を通して共通なのですが、本当に読者目線で分かりやすい例えで述べられているので読むのに挫折はしません)述べられています。そして、それぞれの柱でのランクを4段階に分けて、ランクにあった勉強法を述べられているのですが、これはそのまま学校のECの指南書になるのではという感じです。
 具体的な内容は実際に読んでもらえれば分かりますので、ここら辺にしておきますが、この書籍は出典は著者のCozyさんのブログということで、こちらになります。

アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

書籍タイトル以上に!?何ともカジュアルなタイトルのブログですが、このブログを書籍化したという通り、コンテンツは幅が広く英会話勉強法に対する考察が面白くかつ的確に綴られています。タイトルの通り肩の力を抜きながら読めるコンテンツばかりですが、内容そのものは実践的で、書籍にも繰り返し出てきますが、シットコムやジブリなどの映画DVDを用いた学習法がこときめ細かく述べられていて非常に参考になります。
 これからこの書籍の内容をどれだけ具現化できるかは、読み手の本人次第になるのですが、どれも実戦的なのでトライしてみたくなるものばかりで、勉強法といいつつも楽しく感じさせるのがまた凄いと思います。しかし、この書籍もそうなのですが本当にブログというかネットの威力を感じます。この書籍もブログがなければ(そもそもIT、ネットがなければ)世に出ることはまずなかったでしょうし、私が出会うこともなかったでしょう。ネット出典の書籍ももう珍しくなくなりましたが、著者のCozyさんも特に普通の一般人でライターでもましてや作家でも教師でもない方が、これだけのコンテンツを世に出せるという仕組みには改めて空恐ろしい感じもします。もはや小説家や著作という仕事も、ITで一般人との境がなくなってコンテンツ次第ではだれでもベストセラー作家になる時代ということでしょうか。
 ともかくもこの「海外ドラマはたった350の~」を当面の座右の書籍として、英会話向上に取り組んでいきたいと思います!



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