映画評

Sat

02

Mar

2019

終末ホラーの「バードボックスBird Box」

英語勉強のために先日にSmart DNS Proxyを導入して日本国内と同じ環境を構築しましたが、その流れでようやくですがNetflixにも加入してみました。Amazon Primeと同様にSmart DNS Proxyのおかげで、国内と同じ環境でNetflixも視聴できます。そこで、かねてから観てみたいと思っていた「バードボックス(Bird Box)」を寝しなにPCで鑑賞しました。
昨年あたりの一時期にテレビやネット問わずに随分と広告が出されていたので、とにかく早く観たいなと思っていたのですが、字幕がないとさすがに分からんだろうしということで、我慢していましたが、思わぬきっかけで日本国内と同様の視聴環境を構築できたので、晴れてみることが出来たのは嬉しい限りです。CMで象徴的だった主人公役のサンドラブロックが、子供と一緒に目隠しをしながら逃避行するというシーンから、何かを見るとNG!?ということは想像できましたが、観始めると本当にその「何か」を見た人達が狂い死に?していくというのは、今までにないシチュエーションです。Netflixオリジナル映画ということで、いわゆる本公開の映画ほどの予算はないと想像できましたが、主演のサンドラブロックはともかくも、監督は スサンネ・ビアという新鋭の女性の監督です。観終わった感想からいうと、期待通りの観ていた2時間はあっという間に終わる期待通りの終末ホラー(サスペンス)映画でした。
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Sun

10

Feb

2019

昨年の最後も映画鑑賞はアニメ映画の「シュガーラッシュオンライン」で終えましたが、今年最初の映画もクアラルンプールでアニメ映画の「How to Train Your Dragon: The Hidden World(邦題:ヒックとドラゴン3(多分))」となりました!このアニメのパート1と2は子供たちはビデオで借りて観ていたようですが私自身は観ていなかったので、例によって付き合いでつまらなかったら昼寝でもしていようかと思って行きましたが、結果的には存分に楽しめました!
 ストーリーは、既にドラゴンと共存共栄しているバイキングのヒック(英語ではHiccupのシャックリの意味)である主人公が、宿敵のドラゴンハンターであるグリメルと白いナイトフィーリーを巡って争う中で、伝説のドラゴンの世界を見つけつつも最後はトゥースと別れを告げてそれぞれの世界で住むことを選ぶというオーソドックスな展開です。それでも最後にアスティと結婚して、数年後に二人の子供を連れてドラゴンの世界のそばでトゥースと白いナイトフィーリー(トゥース達も子供がいる)と再会するシーンは、なんだか胸が熱くなるものがあります。
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Mon

31

Dec

2018

今年最後の映画は「シュガーラッシュ・オンライン」

とうとう大晦日になりましたが、掃除にお節と忙しい実家からは追い出されるように朝から子供二人を連れて、近所のシネコンへ映画を観に行ってきました。タイトルは当然子供向けにならざるを得ないので、現在公開中のアニメ映画の「シュガーラッシュオンライン(原題:Ralph Breaks the Internet)」となりました。映画そのものはクアラルンプールでも結構な頻度で観ていましたが、日本では随分と久しぶりです。それでもクアラルンプールと同じようにインターネットで事前に購入が出来たのですが、驚いたのはその値段です。せっかくなので4Dシートにしたということもあるのでしょうが、大人一人と子供二人で6,800円はマレーシアのざっと2倍以上はするでしょうか。それでも物価そのものが半分ないしは三分の一という感覚のマレーシアですので、仕方ないというところですが、モールの中のシネマコンプレックスなどは日本でもマレーシアでもグレードは同じで下手をするとマレーシアの方が大きくて新しいシネコンが多いぐらいです。
 ということで、久しぶりの日本の映画鑑賞もその値段差に驚きつつも映画そのものは非常に楽しく観ることができました!
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Mon

28

May

2018

2つ目のStar Warsのスピンオフ”ソロ”

今日はマレーシアの祝日と言うことで、先週から公開となっているスターウォーズの最新作”ソロースターウォーズストーリー(Solo: A Star Wars Story)”を観て来ました。マレーシアに限らずですが、海外は何故か映画の公開期間が異様に短い(シネコンも一つのモールに2つもあったり、映画館のスクリーン数は十分にあると思うのですが?)ので、先週公開と言ってもいつ終わるのか分かりませんので、公開したらすぐに観ておく必要があります。料金は相変わらず安くて家族4人で45RM(1,500円程度)しかしないので、本当にお得な余暇の過ごし方ではあります。
映画の方ですが、スターウォーズのスピンオフとしては、一昨年公開のローグワンに続くもので、ローグワンの出来が良過ぎたので、今回はほとんど期待しないで観にいきました。正直、公開日も把握していなかった程度なのですが、例によってスターウォーズファンの子供達が、お友達が観にいった!というのを聞きつけてきたので、公開していることに気付いた程度です。映画館も祝日の午前中ということもあったのですが、公開直後にしてはパラパラとしか席が埋まっておらず大丈夫かという感じです。もっとも公開直後の映画は、上映方式も複数(2D,3D,ATMOSなど)で上映時間も1時間おきという選択肢が豊富なので、必然的にばらけているせいもあるかと思います。
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Sun

25

Dec

2016

年の瀬のジャカルタもようやくクリスマスですが、全くやることがなかったので、かみさんのリクエストで「君の名は。」をジャカルタ市内のモールのセントラルパークまで観に行きました。今月に入ってジャカルタ市内のいくつかのモール、パシフィックやグランドインドネシアなどでも上映されていたようですが、今週末の時点で上映していたのは空港の途中にある北の方のモールのセントラルパークだけでした。こちらでは、上映する映画数や速さは日本を上回るものの、上映期間が短くほとんど2週間程で入れ替わっているイメージです。既述の通り、日本出張の飛行機内で往き帰りと2回も見ている自分は、既に3回目ですが、映画館のスクリーンでは初めてなので、それなりに楽しみです。かみさんもジャカルタの友人家族から相当に面白いよと刷り込まれていたようなので、ネタバレに気を遣いつつ、いざセントラルパークまで行ってきました。
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Sat

03

Aug

2013

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マレーシア航空便で観た映画の一つです。最近、公開したばかりの最新SFということで、随分と期待していたのですが、主人公のトム・クルーズはさすがの存在感がある演技でみせるのですが、ストーリーも世界観もなんだか過去に観たSF映画の集大成のようで期待していた描写というほどではありませんでした。世界観の設定が、「エイリアンとの戦争で荒廃した地球」というので、もう少し戦争の名残やエイリアンの描写を期待したのですが、そもそもがエイリアンとは戦争したが実際には負けていた?というどんでん返しの設定なので、ここら辺は難しいのかも知れません。トム・クルーズ演じるクローンで地上に残る人類を監視して、かつ水資源を吸い上げているというのは、面白いのですが、記憶を消されているという設定や何十組も居るだろうクローンのペアの扱いには少しリアリティに欠けるところもあります。

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Thu

07

Mar

2013

新海誠のアニメ作品を観てみました!

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新海誠監督の代表作の一つである「秒速5センチメートル」を観る機会がありました。少し前に「雲のむこう、約束の場所」という作品も観てみたのですが、今回の作品も同様に美術というか映像が奇麗でハッとさせられる程です。2つの作品の感想は後述するとして、ストーリーは賛否両論あるやも知れませんが(私は個人的にはどちらも好きでしたが)この奇麗な映像だけは、観たことがある方は異論ないのではないでしょうか。日本のアニメもすっかり代表文化のように扱われ世界各地でファンがいる今日この頃ですが、新海誠監督の作品はその中でもアニメの特徴を活かしきった構図や美術に、アニメファンやオタクでなくても魅了されてしまいます。

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Fri

22

Jun

2012

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帰国ではなく帰任!の飛行機内で観ました。冒頭の銀行強盗のボスを演じるクライブ・オーウェンのビデオが既にこの映画全編の謎の種明かしになっていたのですが、何も考えずに観ていた自分は最後になるほどと思うまで全く気付きませんでしたね。もっと言えば、作品タイトルである”インサイド・マン”が究極のヒントとなっているのですけれども。。。
最初のシーンから銀行強盗が押し入って銀行を占拠し、交渉人であるデンゼルワシントンらが登場するあたりまでは、単なる強盗と交渉人の駆け引きのサスペンス映画かと思っていました。ところが、映画の途中で度々挿入されている既に人質が解放されて尋問されているシーンから、どうやら普通の強盗のストーリーでは終わらないなというのが予感されて、嫌が追うにも引き込まれます。

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Wed

28

Mar

2012

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最初は単なるアクション映画だと思って観ましたが、機内映画のカテゴリにスリラーとあったので、どこらへんがスリラーなのかと考えると、これはどうやら実話を題材にしたストーリーとのことです。題名の通りジェイソン・ステイサム演じる主人公の殺し屋が、
中東ではなじみのオマーンの首長に脅されて名高いSASを標的にした暗殺を行うというのが、大筋のストーリーです。それでも単なる殺し屋家業のアクション映画ではなく、暗殺を行うにあたっての下調べやら仕込みなどの描写にきちんと時間を掛けているところが、実話を元にしたらしい?映画の構成となっており、少し長く感じる時間も飽きさせずに引っ張ります。何しろロバートデニーロを始めとする、脇を固める俳優陣も素晴らしいですしね。

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Wed

28

Mar

2012

時は金なり!「TIME タイム(In Time)」

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往きの機内映画で観た映画の一つですが、英語字幕すしか無かったものの、その単純な設定?の為に悩まずに楽しく観ることができました。「時は金なり」と言いますが、この映画の世界ではまさに時間が通貨として流通しており、もっとすごいのは25歳を過ぎるとその時間を切り売りして暮らしていかなくてはならないというところです。そして時間が無くなった人はそのまま死亡してしまうという、なんとも取り返しが付かないというか、時間が通貨替わりだけではなくそのままの人生の余命という意味もある設定です。なので、貧困層は日々余命を稼ぐために労働をしなくてはならず、その動機付けはお金を稼ぐという意味と共に人生そのものを生きるために働かざるを得ないという設定です。

まあ細かいところは突っ込みどころ満載の設定と描写ではあるのですが、絵になる主人公二人と常に命が掛かった残り時間との勝負というスピーディーな設定で飽きさせない映画だと思います。

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Thu

10

Nov

2011

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こちらも先日の帰国便で観た機内映画の一つです。「猿の惑星」と言えば知らない人は居ない!?と言えるほどの古典SF映画の名作ですが、これはその映画の前章とも言える映画です。オリジナルの「猿の惑星」は確か3部作ぐらい作られたと思いますが、やはり驚嘆だったのは第一作のラストで、逃げた宇宙飛行士が廃墟となった自由の女神を見つけて、何のことはないこの惑星は帰還した未来の地球だったという衝撃のラストが印象に残っています。この映画はその地球の主役が人間から猿に交代した経緯とでもいえるストーリーを描いています。

といっても古典と言えるほど大昔(確か第一作は私が生まれる以前に作られたはず)の元祖猿の惑星とは異なり、主人公の猿シーザーの動きしかり、遺伝子操作で賢くなる猿の設定しかりと現代風にアレンジしてあるので、違和感なく楽しむことが出来ます。

≪ 古典の前章 猿の惑星:創世記(ジェネシス) ≫の続きを読む

Tue

06

Sep

2011

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これも帰国便の中で観た映画の一つですが、SUPER 8と同じエイリアンが出てくるものでも全く別ジャンルで、戦争もののアクション映画です。正直、エイリアンが侵略してきて戦うという構図は単純ながらも好きなジャンルの一つなのです。というのも大概はエイリアンの方が進歩していて、それにどう挑むかがアクションが中心ながらも唯一のストーリーが生まれる要素でもあるからです。ということで、これも展開がワンパターンになるのを予想しつつみ始めたものの、全然違う意味で裏切られました!

要はこれは数あるアメリカ軍の戦争映画の一つで、単に相手がエイリアンだったというだけの話なのです。本来の筋であるエイリアンの飛来目的や侵略などはさておき、主人公の海兵隊の人物描写や背景説明に時間が割かれており、それもそのはずで全編と通して視点はすべて主人公である海兵隊員たちから描かれており、エイリアンを相手に市街戦を展開しているもののこれでは相手がエイリアンでもテロリストでも外国人でも一緒です。

≪ Battle:LosAngeles世界侵略:ロサンゼルス決戦 ≫の続きを読む