社会の話題

Tue

27

Oct

2015

marsicehouse

先日のYahoo Japanのトップニュースにも出ていましたが、日本人建築家夫婦も参加しているチームがNASAの火星基地コンペに優勝したというニュースの続報です。日刊建設業新聞に詳細が出ておりましたが、優勝したこのMARS ICE HOUSE(火星の氷の家)のコンセプトが素晴らしいです。記事の抜粋になりますが、「「火星の氷の家」は、氷の外壁で施設を覆うという独創性が最大の特徴。氷の特性を生かして宇宙放射線を防ぐことができる上、太陽光を内部にまで届けられるので長期滞在するクルーの健康管理にも役立つとされる。」とあります。バブル期などにあった完全にコンセプトだけで、実現可能かどうかはさておきの箱モノ宇宙基地コンペ提案とは異なり、本当に今ある技術の延長で実現ができそうな検証がきちんとされているところが、夢だけではない期待を大きく膨らませてくれます。
≪ MARS ICE HOUSE(火星の氷の家) ≫の続きを読む

Mon

22

Dec

2014

141222_maniranewspaper

刑務所と言えば、東南アジアに限らず外国の刑務所は本当に信じられない状況に驚愕します。これは実は新興国に限らず一部の先進国でもそうなので、文化的なところもあるのかもしれません。ここフィリピンの刑務所の実態も凄まじいものがあり、ホテル顔負けの豪華な収監者の部屋から、麻薬・拳銃の密売と何でもありです。(だそうです。)つい先日も当地の現地日本語新聞である「まにら新聞」で、興味深い記事の特集がありました。記事の全文を次のページ(下の詳細を読むをクリックしてください)に転載させていただきました。
 この記事の刑務所はフィリピンでも歴史があり、メトロマニラ首都圏では一番大きな刑務所であるニュービリビッド刑務所なのですが、記事の実態には日本の常識を遥かに超えた、凄まじいものがあります。(左の写真は、マニラ新聞からで”「犯罪者養成施設」とやゆされるニュービリビッド刑務所内のテニスコート。元下院議員が整備した”とあります
≪ 驚愕のフィリピン刑務所の実態!でも理由はある!? ≫の続きを読む

Tue

07

Oct

2014

141007_clurckgreencity

フィリピンの都市化の問題は日々暮らしている我々も実感する位、凄まじい問題(交通渋滞、スラム化、電力不足、環境汚染、他)がありますが、この凄まじい人口爆発中のこの国では致し方ないかとも思えてきます。そんな中で、THE WALL STREET JOURNALの記事に「フィリピンの米軍跡地に「グリーン・シティ」構想-日本の投資家も関心」というものがありました。一見、最近流行のスマートシティ(エコシティ)とも思えますが、開発予定地の7割を緑地として残す「グリーン・シティ」ということで、グリーンの意味は本当に緑地が残るというニュアンスで使われているようです。実際に、人口爆発中のフィリピンとはいえ、国土の大半はまだまだジャングルや水田の自然が豊かな国でもあります。火山が多いところや島が多いことも何だか親近感があります。ともかくも私の住んでいるボニファシオもそうですが、基地跡地の開発事業はまだまだ続く模様です。そのための専用政府機関「基地転換開発公社(BCDA)」というものの存在も初めて知りました。

≪ フィリピンのスマートシティ構想!?「グリーン・シティ」 ≫の続きを読む

Mon

01

Sep

2014

140901_roundabout.jpg

日本の記事で、海外ではお馴染みのラウンドアバウトが9月1日付で正式に導入されるとの内容がありました。日本語では「環状交差点」というそうで、何とも日本らしい上手な!?訳語です。ラウンドアバウトというと、今を遡ること10年以上前に初めて海外に旅行したグアム(友人の結婚式で)で、レンタカーを借りて市内を運転した際に、このラウンドアバウトの使い方(ラウンドアバウトから出る方法)が分からずに、1時間も経たずに車を返却したという苦い思い出があります。そのあと、カタールのドーハやインドネシアのジャカルタ、フィリピンのマニラと駐在しましたが、どこの国でもすっかりお馴染みの環状交差点ではあります。

それでもカタールのドーハでは、2,3車線もある巨大なラウンドアバウトが渋滞で身動きが取れておらず、ランドアバウトに侵入するための信号を設置した本末転倒なパターンなどもありました。結局ドーハでは、交通量が増えた交差点は、信号を設置した通常のクロス型の交差点に順次置き換えていた工事をしていた記憶があります。

≪ お馴染みのラウンドアバウトが日本に! ≫の続きを読む

Thu

12

Sep

2013

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

五輪の招致でも焦点となっていた福島原発の汚染水問題ですが、いまなお収束どころか不安定な状態であることを思い知らされた原発処理の現実です。本書はその発端である東日本大震災の直後に、現地で何が起こっていたのかをインタビューを基に再現したノンフィクションのドキュメンタリーです。 本書は福島第一原発の事故当時の所長である吉田昌朗氏を中心とした内容で進みますが、この吉田所長は当時から様々なメディアでも「所長が吉田さんであったのがせめてもの救い」と云われていた人物でもあります。 内容は恐らくはほとんどの人が知らなかったであろう福島第一原発の成り立ちや、初期にアメリカのGEの技術移転があったエピソードを皮切りに、当時の原発所員の視点で事故直後の緊迫した状況が描かれていきます。菅首相が現地に来た際の経緯や状況も可能な限り正確に再現されているようで、さまざまなメディアや本人の証言などの食い違いがいまなお話題になるものの、一定の解釈を提示してはいます。 最後のエピローグは、目の前が霞まざるを得なくなりますが、結局のところ、庶民が庶民のために命を懸けて、それを一番諒解していたのも国民である庶民だという描写に、いまなおだらしのない政府や東電への作者の強烈な批判と皮肉、そして救いと希望が見てとれます。

≪ 「死の淵を見た男」吉田昌郎氏の闘いの記録! ≫の続きを読む

Mon

09

Sep

2013

130909_kokuritsukyougijyou.jpg

招致決定の興奮から一晩経過しましたが、個人的には海外に居て招致の雰囲気も分かりませんでしたし、実現性が薄いのではと思っていたので、日本に居る人たち以上にびっくりしましたし、正直、興奮してしまいました。(Yahoo!の号外記事はこちら!)純粋に自分の国でオリンピックが催されるというのは、一生の間でも何度も無いことでしょうし、嬉しい限りです。まあ招致決定前後から福島の原発問題や東日本大震災の復興遅れに絡めて、招致そのもにネガティブな意見も多いのは仕方のないことだと思います。しかし、決まった以上は是非とも成功して欲しいですし、日本が良くなるきっかけになって欲しいものです。

今回の招致レースはマドリード、イスタンブールと東京との三つ巴の争いが長く続きましたが、最終的にシリアの内戦や時期2016年オリンピック開催地であるリオデジャネイロの準備不足への懸念などから、安定感のあった東京になった模様です。2回目の開催都市が増える中、本当は世界初が良いのかも知れませんが、これだけの世界大会となるとやはり開催できる力のある国が限定されてくるという証しでもあるのかもしれません。

≪ 今から7年後の2020東京オリンピックが決定! ≫の続きを読む

Tue

19

Feb

2013

130219_kensetsuhukyos.jpg

この業界では知らない人はいない?!建築設備フォーラムさんの2/18(Vol.595)号メルマガに、戸田建設の社長交代のインタビューに対するコメントがありました。本ブログのタイトルにある通りの問題なのですが、業界に身を置く自分としては、全くの同感であり問題が顕著になってから久しいと思うのは私だけではないと思います。日本国内と同じく、ここインドネシアでも日本の建設バブルを思わせる需要があるだけに、人手不足は更に顕著で深刻な課題となっています。メルマガの編集後記にあるとおり、このままですと国内はもとより海外においても、需要はせっかくあるのに「人手不足」による「人件費高騰」で受注だけ増えて業績(利益)は悪化という悪循環に陥る可能性は大きいと言えます。(というか既に陥っている!?)

≪ 建設業界の憂鬱と人手不足 ≫の続きを読む

Mon

18

Feb

2013

小惑星大接近とロシア隕石落下

130215_rosiainseki2.jpg

タイトルの小惑星の大接近ロシアに落下した隕石の内、事前に把握出来ていたのは小惑星2012 DA14の接近だけということで、ロシアに落下した隕石は直前まで分からなかったとのことです。ヤフーニュースでも落ちた昨日こそトップトピックスだったものの、幸いにも犠牲者が出るに至らなかったせいか、以降の扱いは海外カテゴリのマイナー記事だけです。しかしこの2つの事象が重なったのは全くの偶然で関連性はないとのことですが、小惑星接近の話題の影で隕石が落下するなどということが現実に起こったのは、一昔前にあった隕石衝突ものの映画や以前に読んだ小説を彷彿とさせるようなシチュエーションで、少々ドキッとした方も少なくないはずです。

≪ 小惑星大接近とロシア隕石落下 ≫の続きを読む

Fri

10

Feb

2012

120210_lifecounter.jpg

とあるサイトを見ていたところ、「人生の残り時間」というキーワードからライフカウンターという人生の残り時間を計算して視覚的に表示してくれるサイトに辿り着きました。このライフカウンターですが、一月分のブロックがそれぞれ三十路、定年、80歳のボタンを選ぶことでそれぞれ画面に残り時間と共に表示されるものです。自分の場合はそもそも三十路はとうに過去のものなので関係ないのですが、定年そして80歳(寿命?)まで月数でみるとほんとに少なく感じて、相当ギョッとします。そもそもが人生全体の月数が80歳として、12ヶ月×80年=960ヶ月しかありません!うーむ、1ヶ月が矢のように過ぎているこの頃ですが、残りの月数ブロックが500個(月)を切っているところから見ると、残りの人生あっという間だなと改めて思わなくありません。。。

≪ ライフカウンター!人生の残り時間は? ≫の続きを読む

Thu

06

Oct

2011

111006_jobs.jpg

先日のI-Phone4Sの発表でI-Phone5を期待していた自分も含めて残念なムードもつかの間、衝撃的なニュースが入ってきました。8月にCEOを引いていたスティーブ・ジョブズ氏死去の一報でした。確かに闘病生活を続けており、今回もCEOを交代した経緯はありましたが、何の根拠もなしに必ず復帰してくると思い込んでいたので、ショックが大きいです。思えば最初に買ったパソコンもアップルのマッキントッシュで、大学院生の時でしたが時代はウインドウズ3.1の全盛だったので、マッキントッシュのユーザーインターフェースには感動しました。その頃からなぜアップルが売れずにWiondowsが売れるのか不思議に思っていましたが、ハードとソフトを一緒に売るというアップルのこだわりがその時は明暗を分けたと覚えています。

≪ IT界の巨星墜つ!ジョブズ氏のご冥福祈ります! ≫の続きを読む

Fri

23

Sep

2011

110923_newtorino.jpg

光よりニュートリノの方が速いという実験結果が得られたという、衝撃的なニュースが駆け巡っています!最もこれの何が衝撃的なのか理解できるほどには、物理に詳しくはないのですが、最近のハードSFはみなアインシュタインの相対性理論に基づく理論物理学の宇宙像にて構築されています。ということなので、三度の食事よりSF小説を愛読している自分としては、相対性理論が崩れるとなると今までのSF小説のストーリーが崩れるのではと検討違いの心配をしています。この衝撃的というかいささか困った記事の内容は、下記に詳しく報道されています。

Yahoo!ニュース:光より速いニュートリノ観測=相対性理論と矛盾―名古屋大など国際研究グループ

光といえば、数あるSF小説の中でも絶対的な存在で、質量がある限り光速を上回ることはないというのが今までの常識でした。なので、相対性理論を前提としたウラシマ効果やワームホールなど色んなSF的アイデアも生まれていた訳です。

≪ 光を超えたニュートリノ!?相対性理論の崩壊? ≫の続きを読む

Wed

27

Jul

2011

小松左京氏の訃報

110727_komatsusakyo.jpg

いつかはこの日が来るとは思っていましたが、それが今日になるとはという想いで一杯です。言わずと知れたSF界の巨匠、小松左京氏の訃報が日本からきました。思えば中学生か、高校生か忘れましたが「復活の日」を読んだ時の衝撃は、まだなまなましく覚えています。他にも「さよならジュピター」と「日本沈没」ほか、影響を与えられた作品には事欠かないです。もちろん日本SFのみならず世界のSF作家の中でも、自分が最も好きな作家のひとりであることは言うまでもありません。作品世界の背景の確かさと、物語ラストは希望を忘れない締め方など自分が好きな小説の要点をきちんと押さえている作家の一人でもあります。

作品としては古いようですが、最近読んだ「果しなき流れの果に」などは、小松左京氏の宇宙観と人生観が融合された物語構成と、作中人物の結末に涙が出るほど感動というか感銘してしまう作品です。SF小説を読んでて思うのは、小さい人間の尺度とまだ不明瞭な宇宙との対比のギャップですが、この作品などはそんなギャップも人間の創造力で埋める可能性を秘めていると暗示させてくれる内容です。これほど人類の未来に希望を描ける作品もないのでないでしょうか。確かに近年は未完の大作「虚無回廊」をはじめとして、息切れではないですがかつての執筆パワーは感じなくなっていましたが。。。それがこのような形で終わってしまうのは、本当に残念です。

≪ 小松左京氏の訃報 ≫の続きを読む