設備エンジニア

Fri

12

Oct

2018

ヒト型ロボットと言えばアニメのアトムやエンターテイメント用のASIMOのようなイメージで、建設業には無縁かなと思っていましたが、なんと身近な内装の石膏ボードを貼るロボットをヒト型で開発したとのニュースが飛び込んできました。あえて複雑なヒト型ロボットを開発する理由としては、現在の人間工学に合わせてデザインされた様々な道具や空間をそのまま使えるという応用性・汎用性が一番なのですが、それにしても複雑で高コストのために夢物語かなと思っていましたが、一番ベタな建設業の分野でこんな話が実現しつつある(実現した!?)というのは驚愕です。
 このヒト型ロボット開発の理由もまさにヒトと一緒に労働できる作業現場に合わせたとのことで、身長は180センチという大柄な労働者といったボリュームでしょうか。見かけも本当に人型なので驚きます。内装作業は数年以内に実用化を目指すと言うことで、ここ1,2年に建設業の未来図的な話題(先日の戸田建設の「未来の歩き方」清水建設の「スマートサイト」など)がブームな感じで、建設業もVRにロボットと話題が先行していましたが、ヒト型ロボットには本当に驚きました!
≪ ついに建設現場もヒト型ロボット投入!? ≫の続きを読む

Tue

27

Oct

2015

marsicehouse

先日のYahoo Japanのトップニュースにも出ていましたが、日本人建築家夫婦も参加しているチームがNASAの火星基地コンペに優勝したというニュースの続報です。日刊建設業新聞に詳細が出ておりましたが、優勝したこのMARS ICE HOUSE(火星の氷の家)のコンセプトが素晴らしいです。記事の抜粋になりますが、「「火星の氷の家」は、氷の外壁で施設を覆うという独創性が最大の特徴。氷の特性を生かして宇宙放射線を防ぐことができる上、太陽光を内部にまで届けられるので長期滞在するクルーの健康管理にも役立つとされる。」とあります。バブル期などにあった完全にコンセプトだけで、実現可能かどうかはさておきの箱モノ宇宙基地コンペ提案とは異なり、本当に今ある技術の延長で実現ができそうな検証がきちんとされているところが、夢だけではない期待を大きく膨らませてくれます。
≪ MARS ICE HOUSE(火星の氷の家) ≫の続きを読む

Mon

02

Mar

2015

聴く!技術士二次試験論文のツボ

まさに「長かった~」という感想しかないのですが、今日は待ちに待った技術士二次試験の合格発表日でした。苦節!?10年間に及ぶ挑戦でしたが、ようやく合格することができました。まずは喜ぶ前に、周りの人々に感謝の気持ちで一杯というところです。感謝の順番としては頑張った自分に一番!といきたいところですが、なんといっても一番目は「家族」でしょうか。貴重な家族サービスの時間を大幅に削った1年でしたから、奥さんももちろんですが、遊びたい盛りの2人の息子もよく我慢してくれて本当にありがとうです。筆記試験前の1か月間の土日は模擬試験と称して(もちろんホントに勉強してましたが)丸1日家庭放棄状態でしたから。次の二番目はやはり「職場」となります。当たり前ですが資格試験は私事ですから、色々と仕事とのバランスを取りながらとは言え、職場の理解がないと成り立たない一年間の長丁場ではありました。特に海外に駐在している身ですので、今回は筆記と口頭の2回の帰国休暇をはじめ、色々とご迷惑をお掛けしたかと思います。三番目にようよく「自分」を褒めたいところなのですが、実は今回に限って合格まで辿りつけたのには、今までにない要因がありました。それがこの「聴く!技術士二次試験論文のツボ」との出会いだったと考えています。
≪ たかが試験されど試験!技術士試験合格のツボ ≫の続きを読む

Wed

15

Oct

2014

141015_singaporesportshub

ワールドカップ後のブラジル戦となる昨日の試合は、あっけなく日本が完敗して終わり見どころも少なかったようですが、舞台となったシンガポール・スポーツ・ハブは新国立競技場(National Stadium)は、見どころ満載のようです。世界最大のドーム建築とのことで、数あるシンガポールの開発建物群の中でも注目の施設です。ドーム直径は世界最大の312mということで、日本人がイメージしやすい東京ドーム(こちらは膜屋根なので構造は違いますが)の建物の直径が244mなので、その大きさが想像できるかと思います。しかもこちらは無柱の鉄骨構造で、屋根はなんと開閉式です!あの天下のARUPが手掛けたようですが、ほんとに想像したものは何でも作ってしまう会社ですね。
≪ ブラジル戦の舞台シンガポール・スポーツ・ハブ ≫の続きを読む

Tue

07

Oct

2014

141007_clurckgreencity

フィリピンの都市化の問題は日々暮らしている我々も実感する位、凄まじい問題(交通渋滞、スラム化、電力不足、環境汚染、他)がありますが、この凄まじい人口爆発中のこの国では致し方ないかとも思えてきます。そんな中で、THE WALL STREET JOURNALの記事に「フィリピンの米軍跡地に「グリーン・シティ」構想-日本の投資家も関心」というものがありました。一見、最近流行のスマートシティ(エコシティ)とも思えますが、開発予定地の7割を緑地として残す「グリーン・シティ」ということで、グリーンの意味は本当に緑地が残るというニュアンスで使われているようです。実際に、人口爆発中のフィリピンとはいえ、国土の大半はまだまだジャングルや水田の自然が豊かな国でもあります。火山が多いところや島が多いことも何だか親近感があります。ともかくも私の住んでいるボニファシオもそうですが、基地跡地の開発事業はまだまだ続く模様です。そのための専用政府機関「基地転換開発公社(BCDA)」というものの存在も初めて知りました。

≪ フィリピンのスマートシティ構想!?「グリーン・シティ」 ≫の続きを読む

Mon

04

Mar

2013

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幾つかのプレス発表があったようですが、インドネシアのジャカルタでは600m超のシグネチャー・タワーをはじめとしてここ3年以内に150mを越える超高層ビルが150棟と今の倍以上に増えるとのことです。ジャカルタに実際に住んでいる身ですから、プレスで言われるまでもなく市内のあちこちで、オフィスビルだけでなくマンションもニョキニョキ建っている今日この頃なので、体感的にはプレス発表以上に建設ラッシュに沸いているのが実感できます。先に駐在していたドーハやお隣のドバイもそうだったのですが、一気に何十もの超高層ビルを建ててしまうパワーには、本当に頭が下がります。

しかし今現在でも、このスマンギあたりは超高層が立ち並んで一画だけで見れば東京の新宿あたりと変わらない雰囲気なのに、さらにビルが倍増すれば、ニューヨークやシカゴのようなスカイスクレイバーの景観と肩を並べる勢いになるのは間違いないでしょう。

≪ ジャカルタの摩天楼となる超高層ビル ≫の続きを読む

Thu

21

Feb

2013

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ジャカルタ市内ではあまり数は見かけない建物のペイント広告ですが、勤務地のカラワンあたりや道中の高速道路沿い、郊外の街中ではメジャーなようでこれでもかという位に競っているようで、あちこちで見掛けます。インドネシアに来た当初に最初にカラワン郊外の寒風の屋根のあちらこちらで、SIMPATHIのペイント広告を見たときは、言葉もさっぱり読めなかったこともあって、てっきり何かの新興宗教だと確信していたものでした。

≪ インドネシア名物!?建物ペイント広告 ≫の続きを読む

Tue

19

Feb

2013

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この業界では知らない人はいない?!建築設備フォーラムさんの2/18(Vol.595)号メルマガに、戸田建設の社長交代のインタビューに対するコメントがありました。本ブログのタイトルにある通りの問題なのですが、業界に身を置く自分としては、全くの同感であり問題が顕著になってから久しいと思うのは私だけではないと思います。日本国内と同じく、ここインドネシアでも日本の建設バブルを思わせる需要があるだけに、人手不足は更に顕著で深刻な課題となっています。メルマガの編集後記にあるとおり、このままですと国内はもとより海外においても、需要はせっかくあるのに「人手不足」による「人件費高騰」で受注だけ増えて業績(利益)は悪化という悪循環に陥る可能性は大きいと言えます。(というか既に陥っている!?)

≪ 建設業界の憂鬱と人手不足 ≫の続きを読む

Fri

29

Jul

2011

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仕事柄、日本に帰国した際にはワークマンに寄ることが多いのですが、こちらドーハでもいわゆるセーフティショップなるものが沢山あるので、覗いてみました。ワークマンといえばテレビCMもたまにやっており、作業着のユニクロ!?と呼ばれている位、品揃えも豊富で重宝するのですが、ドーハにあるセーフティーショップも負けていない位、いろいろなグッズが売っていました。

世界共通なのですが、同じ業種の店はなぜか固まってあることが多く、ドーハのセーフティーショップもとある通り沿いに数軒並んであります。もっとも建設現場が沢山あるドーハ市内ではセーフティーショップもそこら中にあり、需要の高さを感じます。

≪ ドーハにもあるワークマンショップ!? ≫の続きを読む

Sun

27

Mar

2011

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未だに安定化の見通しが経たない福島原発事故ですが、今日の時事通信に「想定越え」津波は想定せずという漫才みたいな言い訳の記事がありました。まだ現場が収束していない中で、事故の原因究明は時期尚早ですが、少なくても津波で冷却系のシステムが全てダメになったことが、原発事故の引き金になったのは間違いないようです。設備エンジニアの端くれである自分から見ても、水を被っただけでダメになる電気系統他のグレードには、純粋に疑問を感じざるを得ません。確かにここ数年は耐震、制震、免震などの建物に対する技術は脚光を浴び、住宅にも普及し始めるなど技術革新が目覚ましい分野ですが、設備の耐震技術やグレード、標準化などはお粗末と言わざるを得ません。

この設備システムの耐震化の件はまた別途、述べるとして、今回の件で随分前に話題になったフランスで開発計画がある海底原発(フレックスブルー)の記事を思い浮かばざるを得ませんでした。

≪ フランスの海底原発フレックスブルー ≫の続きを読む

Fri

25

Mar

2011

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今回の震災では、未だに事態が収束していない東電の福島原発をはじめ、日本のインフラ(特にエネルギー)の脆弱さを改めて思い知らされた結果となりました。先日も取り上げましたが、中国や中東などの新興地域でスマートシティなるエコシティの計画が進んでいます。一口にスマートシティといっても一から一つの都市を作り上げる構想から、既存の都市のエネルギー効率をIT技術で高めるものなど多種多様なのですが、共通しているのは既存エネルギーのインフラに頼らず、自律的なエネルギー供給を目指しエコシティ的な側面を持っていることです。というか目指している内容は、エコシティそのものなのですが。

スマートシティは莫大な投資と多様な技術の結集が必要であり、日本ではどちらかというと先に述べた新興国へのビジネスチャンスという側面でしか話題になってないのが現状です。しかし、もともとエネルギー資源が乏しくしかしエコ技術やIT機器分野では強みを持っている日本でこそ、これらスマートシティ化を長期的視野で進めるべきであり、しかも進められる技術はあるといえます。
莫大な費用が掛かりますが、裏を返せばそれだけの投資需要が生まれることにもなるので、経済効果を期待できる側面はあります。何より今回の震災の最初の政府試算が25兆円!とのニュースが流れましたが、それだけの費用があればスマートシティの一つや二つは簡単に作れることでしょう(代表的なスマートシティ計画のマスダールシティは約2兆円で2015年完成予定)。そして最大の効果はこの先の未来に渡って日本列島に住み続ける我々の子孫のリスクを低減し、次の災害に対する一番の効果的な対策になると言えるのではないでしょうか。

≪ スマート列島(スマートアイランド)構想! ≫の続きを読む

Wed

05

Jan

2011

パナ電工のアラウーノ

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とうとうパナソニック電工の便器が人住宅用向けのタンクレストイレで、王者TOTOのシェアを脅かすまでに成長したとのニュースが飛び込んできました!思えば随分昔にもパナ電工の便器の記事をブログに書いたのですが、その同じブランドである「アラウーノ」がこんなにも進化していたとは知りませんでした。

最大のセールスポイントはTOTO、INAXとはことなる樹脂製であることでしょうか。このメリットは大きく、そもそも便器掃除で苦労するのは便座と便器の隙間ですが、これも陶器の宿命である焼き物であるための成形段階で生じる焼成による収縮誤差で、精度の高い器具が作れないことに起因しています。それが樹脂製では難なくクリアできるということです。そのため、精度の高い樹脂成形による「スキマレス」で掃除が楽になることに加えて、パナ電工の凄いところは市販の洗剤を注入することによる自動洗浄機能を備えていることでしょう。

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