Wed

21

Feb

2018

自作の塗装(ネロ)ブース完成!

昨年の秋口位にこのネロブースを見つけてからどうしても欲しくなってしまったのですが、さすがにマレーシアへ輸送するのは大変だろうと思い、12月に日本に帰国する機会がありましたので、一部のパーツ(シロッコファンやダクトパーツ)だけ自分で購入してみました。このネロブースのポイントであるシロッコファンと亜鉛鉄板ダクト材のブース本体のうち、シロッコファンが風量確保の観点からも最重要パーツと考えますので、これらを日本の楽天で購入して手荷物で持ち帰った次第です。
 塗装ブースについては、当地でもブースっぽい部材は手に入れることは可能と思いましたが、ダクト材料そのものはDIYの範疇では加工は無理でしたので、現地で手に入る部材、IKEAとDAISOで手に入る材料を中心に組むこととしました。ちなみにフレキシブルダクトは日本の通販(モノタロウというか業務部材専門のサイト)で購入し、手荷物で持ってきたものです。結果的には、ブースの箱モノは現地(マレーシア)調達、ダクトやファンは日本で調達といった感じとなりました。

 日本で購入したものとマレーシアで購入したものの一覧は下記になります。

日本で購入したもの(下記は税込み)
三菱換気扇【BFS-40SC】ストレートシロッコファン(天吊埋込タイプ):¥ 19,479
宇佐美工業 ステンレス製 丸型ガラリ UK-SSN150S-DK:¥1,501
モノタロウ フレキホース 150×3m:¥1,393
大建プラスチックス スリーブパイプ(ALC用) ALC150:¥1,003×2個
プラダン、その他

マレーシアで購入したもの(下記は税GST6%抜き)
プラスチックケース&フタ(IKEA):RM 45.00 + RM 12.00
木板材料(IKEA):RM 8.90×3枚
サポート(IKEA):RM 2.50×4個
発泡スチロール板(ACE):RM 10.25×2個
LED照明(ACE)、100円ショップ雑材他(DAISO)、その他

 基本は巷の自作塗装ブースの主流とも言える衣装ケースをブースとして、ネロブースのキモとも言えるシロッコファンを設置するための架台をIKEAで購入した板材で組んだという単純な物です。ネロブースのツボとも言えるブース内のチャンバーは、当初は衣装ケースの蓋から加工しようと思いましたが、衣装ケースが単純な長方形ではなくテーパーがついていて、結構形が複雑な加工になりそうでしたので、最終的にはプラダン(プラスチック製のダンボール)としました。このプラダンですが、別の目的で以前に日本で買ったものの余りを使いましたが、耐水性があり強度もそれなりにあってかつ加工が楽というDIYの神材料とも言えるものです。こちらのイオンにも薄いタイプのは見かけましたが、また日本で買っておこうかと思います。
 話がそれましたが、ブースとシロッコファン用架台は思った通りに製作でき、あとは排気用の窓枠の加工だけだったのですが、ここからが当地マレーシアの住宅事情もあり一工夫が必要でした。コンドミニアムにもよるのですが、当地の住宅の窓は日本のような引き違いのサッシは少なく、我が家のような押しびらきの窓がほとんどです。地元のホームセンターのACEでウレタンボードの代替となる発泡スチロール板を見つけたまでは良かったのですが、前述のような事情もあり窓枠工夫に手こずりました。結果として、防犯と防音事情から窓を開け放したままの加工は出来なかったので、これまたプラダンが大活躍だったのですが、DAISOのマジックテープを使用した自家製の小扉を作って、押し出し窓のハンドルを操作して、ダクトを設置した状態でも窓の開閉が可能となるようにしました。
 肝心のブースは本家のネロブースと違いプラスチック製の衣装ケースとプラダンのチャンバーでしたが、要所で切り欠きやプラ棒の補強を併用しましたので、強度は問題なさそうです。おまけで使わなかった衣装ケースの蓋にネオジム磁石を仕込んでカバーフタとし、これも別で買っていた余りのLEDを照明としてブース上側の前方の吹き返し用のタレ壁代りに取り付けて、思った以上に満足なブースに仕上がりました。
 ブース奥の下側の吸込み口は、結構な吸引力で小さな部品などが吸い込まれそうだったので、ミスト付着も兼ねてDAISOのネコの爪研ぎを加工して設置しました。

 週末を使いながら年明けから始めて2月までかかりましたが、満足のいくものが出来ました。日本にいれば本家ネロブースを購入してこんな苦労もしなかったのですが、海外のマレーシアでも似たようなブースを手に入れる事が出来ました。コスト的にも安くは済んでいる(はず!?)ですので、参考になるところもあるかもしれません。ちなみにこのネロブースに反応したのは、今回の材料を含めて普段の仕事で馴染みのある分野だったからというのは、言うまでもありません。しかしながら、毎日のように仕事場で目にする部材を横目に、個人的に購買したりすることは一切叶わない立場でもあって、全てを個人的にDIYとして揃えざる得なかったので、結構フラストレーションは溜まった日々でした。まあ海外でもこういった仕事と無関係の人でも十分に手に入る部材で作れるブースという点で、何かの参考になればと思います。
 もちろん加工に際しては、一部は超音波カッターなども使いつつ衣装ケースを加工しましたが、そもそも自作で塗装ブースを作ろうと思いたつ人たち向けと言う観点では、ハードルは高くないのかなとは思います。

 この本家ネロブースの販売元の方は、ダクト加工の関係企業だと思いますので、チャンバーの発想も同じ業界の方という点で、素晴らしい着想だと思います。シロッコファンも昨今の機器は静かで振動もないので、家庭内に設置しても全く問題ありません。ここら辺の知識も業界の人ならではと思います。
 ともかくも当たり前ですが、塗装ブースを自作したのはそれが目的ではなく(それが目的となったサイトも見受けられますが、これはこれで極めていて素晴らしいですし、何より素晴らしく次元が違っていて凄いのですが)プラモデルの塗装をするためですので、今年はいよいよエアブラシを三十数年振りに再開したいと思います。その前にまず素組みプラからの脱却が必要なのでが。。。
 最後に本家ネロブース様には、多大な参考にさせていただきありがとうございます。日本に本帰国できた際には、ブースを購入させていただくのを楽しみにします!

 
 
・製作初期のころです。最初にネロブース特有のチャンバーのためのスリットを開口してます。

 
 
・チャンバーは結局プラダンで作成しました。継ぎ目にプラ棒を入れて補強してます。

 
・シロッコファンを載せる木枠は全てIKEAで調達しました。プラ製L字アングルも書棚用のものです。

 
・ファンを載せるところは100円均一の台所用品のシリコン鍋敷を加工してます。海外でもDAISOがあると簡単なDIYは何とかなります。

 
 
・窓枠のガラリのベースなどもACEにあった発泡スチロール&プラダン加工で作っています。プラダンさまさまでした。

 
・IKEA製ブース本体とファン架台の位置合わせを行います。割とすっきりと納まりました。

 
 
・こちら特有の窓サッシで苦労したところです。マジックで開口するハンドル用の小窓を作って対応しました。

 
・使わなかった純正の化粧箱の蓋にネオジムを仕込んで、ブース用のカバーとしました。

 
・最後は定番?のDAISO猫の爪とぎを下段のスリットに入れておきます。風量があるので小物が吸い込まれそうな感じなので。

 
・純正のネロブースのサイズは知らないのですが、自作したブースは横広で結構使いやすい大きさとなりました。

 
・最後の最後は、こちらも定番のティッシュでの風量チェック。二枚重ねのティッシュが引き込まれそうなので、十分な風量かと思います。


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